2017年7月10日月曜日

手を洗い続ける

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
1日に何度も手を洗う・・・という子がいます。
そのために手が荒れてしまう子もいます。
今日はこういう症状について考えてみたいと思います。

《ご質問》
子どもが1日に何度も手を洗います。洗う時間もかなり長いのですが、どのように声をかければよいのでしょうか。



《お返事》
手を洗う以外にも、

うがいばかりする、
長い時間お風呂に入る、
歯磨きの時間が長い、
電車のつり革を触れない、
公共施設の椅子に座れない、
公衆のトイレに入れない・・
などなど、いろいろな症状が出ることがあります。

原因の一つは、自分のことが嫌いということです。
学校に行けない自分が何か悪い人間のように感じて、
いくら洗っても気持ちがすっきりしないのではないでしょうか。

もう一つは、他人が嫌いということです。
世の中の人がみんな敵のように感じているのではないでしょうか。

あるお子さんは、「どうして学校に行かないのか」と
顔を合わせるたびに責める父親に対する拒否感から、
父親がいるリビングには入れず、
父親が入ったお風呂には入れず、
父親が入ったトイレには入れなくなってしまいました。

このように、子どもの心の深い部分で安心感が持てないので、
手を洗うのを無理にやめさせようとしても、
それがかえってストレスとなり、より強くなることもあります。
「そんなに洗わなくても大丈夫」といくら言葉で説明しても
それでやめられるということは期待できません。
こういう行為は、強迫性障害と呼ばれ、自分の意志ではやめらないのです。

好きなことをしている時は、こういう症状が出ないものです。
お子さんがリラックスできるようにしてあげること、
そしてお子さんの気持ち、苦しさに思いを馳せてみてください。

日常生活に支障が出るほどの状態であれば、
専門家に相談することも大切だと思います。



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