2017年7月7日金曜日

父親の気持ち

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
父親が子どもの不登校を受け入れるのは母親よりもずっと難しいようです。
今日は、父親の気持ちについて考えてみたいと思います。

《ご質問》
夫がどうしても子どもの不登校が受け入れられず、子どもも父親とは顔を合わさないようにしていて、どうしたらいいか困っています。


わが子が学校に行かないことを許せないという父親の怒りが、
子どもや母親にぶつけられることがあります。

「おまえが甘やかすからこんなことになったのだ!」と母親を責め
「学校に行かないのなら働け!」と子どもの布団を引きはがし。

そういう話はたくさんお聞きしました。

お父さんは毎日お仕事を頑張っています。
お父さんだってつらいこともありますしストレスを抱えています。
でも弱音を吐かず、がんばっているんです。
そんなお父さんにとって学校に行かない子は負け犬です。
自分の子どもがが弱い負け犬だなんて認められないのです。

また、お父さんが相談する人はだいたい会社の同僚です。
その人たちも社会でがんばっている人たちです。
まさか仕事で心がしんどくなって休んでいる人に相談に行かないでしょう。
だからみんな「甘やかしてはダメだ」という厳しいアドバイスをします。

本当はお父さんだって休みたいんです。
でも家族のために鞭打って毎日働いているというのに、
子どもの生き方を認めると、自分の生き方を否定することにもなります。

父親と書きましたが、母親もそういう気持ちはあるはずです。
特に働いているお母さんは、仕事を終えてスーパーで慌てて買い物をし、
両手に袋を持って家に帰ると子どもは寝転がってスマホをいじっている。

あんたは何をやっているの!

そんな気持ちになるのは当然ですね。

あるお父さんのお話です。
朝、起きてこない息子に腹が立って仕方がなく、部屋に入って布団から引きずり出しました。
その時、枕が涙で濡れているのを見ました。
その瞬間、初めて息子の苦しみに触れた気がしたそうです。

母親だって最初は無理やり学校に行かそうとしましたね。
でも結局ダメだったのです。
そして少しずつ子どもの気持ちを理解しようとしました。
父親もそれをしない限り、いきなり理解ある父にはなれないのです。

それは必要なプロセスです。
子どもの気持ちを理解しようと思えたら、あとは信じて見守り待つだけです。
時間がかかるかもしれませんが、母親が間に入って伝えることも必要かもですね。



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