2017年6月29日木曜日

うつ病?

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行かず、元気がない我が子を見ているのは本当に辛いですね。
薬で治るものならと思いますね。
今日は精神科に行くか行かないかのポイントをお話しします。

《ご質問》
学校に行かず、外にも出かけず、お風呂にも入らず、うつ病ではないでしょうか?

《お返事》
診断は専門のお医者さんに行かないとわからないことですが、
まず食べられていて眠れていたら大丈夫だと私は思っています。

うつ病の症状としては
①気持ちが落ち込んで笑えない、楽しくない、死にたくなる
②考えがまとまらず決断できない、覚えられない、集中力がない
③食べられない、眠れない、体重減少、頭痛や肩こり・・

などがあります。

誰でもそういう気分の時もありますが、
それが2週間以上続いていて
日常生活に支障をきたしているのであれば
一度、専門の病院で診察を受けられると良いと思います。

私がご相談を受けるケースで多いのは
やっぱり親が子どもを責め立てていて
子どもがしんどくなっているというものです。

その視点も持ちつつ、様子をみてあげてくださいね。



不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年6月28日水曜日

質問せずに聞いてみる

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもの話を聞く時にちょっと心がけたいことをお伝えします。

《ご質問》
子どもが話しかけてきたとき、どんな風に聞いてあげたらいいでしょうか。


《お返事》
子どもが話しかけてきたら基本的に聞き役に徹します。
徹子の部屋の黒柳徹子さんのように。

ところが、親はいろいろ聞きたいことが出てくるものです。

どうしてそう思ったの?
それでなんて言ったの?
先生には言ったの?
先生は何て言ってた?

こういう質問を我慢するのはなかなかしんどいですね。

例えば、朝起きてきたお子さんが
「今日は悲しい夢を見た」・・って言ったとしましょうか。

「悲しい夢だったんだね。」

子どもの言葉をそのまま返してあげればいいと思います。
そうすれば「うん、とっても悲しかった。」と話が続くはずです。

よくないお返事は、
「夢なんかどうでもいいでしょ。」みたいな感じですね。

「そんなことより、いつから学校へ行くつもり?」
これが一番悪いお返事ですね。

そしてできるなら手を止めてじっと聞き入ってあげてください。
子どもは親から何か言葉がほしいわけではありません。
ただ悲しかった気持ちを聞いてほしいのでしょう。
アドバイスもいらないし、余計なコメントもいらないのでしょう。




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2017年6月22日木曜日

子どもが元気になる2つのもの

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもが元気になるために必要なものが2つあります。
去年の夏のマザーリーフ1周年記念講演会での厚坊先生のお話から
その2つの大切なものをお伝えしたいと思います。

《ご質問》
子どもが元気になるために必要なものはなんでしょうか。


《お返事》

学校に行けなくなった子どもに必要なものが2つあります。

①「助けて」と言えること
②「これくらいどうってことないよ」って思えること

言い換えれば

①安全な居場所
②失敗しても大丈夫という見通し

この2つがあれば、子どもは必ず元気になっていきます。

家や適応指導教室などが居場所となり、
(おじいちゃんおばあちゃんが居場所になる子もいます)
そこではわがままも言えてダラダラできて

もしうまくいかないことがあっても、
「次頑張ればいいよ」「ここまでできてよかったね」と言ってくれる人がいて・・

ところが親は焦りと不安のあまり、その反対のことをしてしまいがちです。

顔を見るとつい小言。
そして「こんなことしていたら将来はない」と言ってみたり。
そしてこじらせてしまうとしたら悲しいことです。

でもふと思いました。
親も同じように、誰かに助けて・・と言えること、
そして「大丈夫、必ずなんとかなるから」と言ってくれる人がいること。
その2つがあれば、親も子どもに優しくできるのでしょう。

どうかそんな場所、そんな人を見つけてくださいね。





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2017年6月17日土曜日

ケセラセラ

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
親は子どものことが心配です。
いつまで心配したらいいのでしょうね。
たぶん自分の体が動かなくなっても心配するのでしょう。

さて、今日は煮詰まってきた時、口ずさんでいただきたい歌をご紹介します。
ケセラセラは、「なるようになる」というスペイン語らしいです。
いい加減に生きるという事ではなくて少し肩の力を抜く感じでしょうか。

ケ・セラ・セラ



幼い少女だった頃 私は将来何になるのってママに尋ねた
美しくなる? 
お金持ちになる?
そうしたらママはこう答えたの

ケ・セラ・セラ 何事もなるようになるのよ
未来のことなど予測できないわ 自然の成り行き次第よ

成長して恋に落ちて恋人に尋ねた
将来は何が待っているの?
日々虹に恵まれた生活を送るの?
そうしたら恋人はこう答えたの

ケ・セラ・セラ 何事もなるようになるのさ
未来のことなど予測できないよ 自然の成り行き次第さ

今は子どもに恵まれて
子どもたちは自分は将来何になるのって私に尋ねるの
美男子になるの?
お金持ちになるの?
だから私は優しく答えるの

ケ・セラ・セラ 何事もなるようになるのよ
未来のことなど予測できないわ 自然の成り行き次第よ

ケ・セラ・セラ〜

「こんなことしててどうするの?!」って言いたくなる時、ありますね。
もし、「成り行き次第よ、なるようになるよ」って言えたら
親子ともにきっと楽になるのでしょう。



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2017年6月15日木曜日

あなたのためを思って

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どものことを心配して親はいろいろ考えますね。
でも子どもはありがたいと思っていないこともあります。
今日はNGワードを一つお伝えしたいと思います。

《ご質問》
子どものためにと思っていろいろ考えて提案してみても全く耳を貸しません。




《お返事》
思春期に差し掛かった子どもに言いたくない言葉として
「あなたのためを思って」というのがあります。

子どもは親の言うとおりにしていれば間違いない、
というのは、小さい時ならそうかもしれませんが、
もう中学生にもなれば自分で決めていくものです。

その決断が親の希望とは違うものであった場合、
子どもの人生だと思って受け止めるのは難しいですね。
でも、受験する学校も親が決め、就職先も親が決め、結婚相手も親が決める、
というのはどうでしょう。

子どもの人生は子どものもの。
親の勝手にはできません。
それは「愛」ではなくて「支配」。

親が子どものためと思っていろいろ調べるのは、実は親の思い通りにしたい、
という親のエゴが隠れている場合もありますね。

「もし力になれることがあったらいつでも相談してね」とだけ伝えて
お子さんからの言葉を待ってみてください。
忍耐です。親業です。子離れ、親離れの時期ですね。

あなたが大事。はOK。

あなたが大事だから。はNG。

その微妙な違いを感じていただければと思います。



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2017年6月11日日曜日

カウンセラーの選び方

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが不登校になった保護者がカウンセリングに行く意味はなんでしょう。
またどんなカウンセラーを選べばよいのでしょう。
今日はカウンセリングについて考えてみたいと思います。

≪ご質問≫
親がカウンセリングに通う意味、選び方を教えてください。
≪お返事≫
不登校の問題を誰にも相談せず、社会から遮断された家の中で解決しようとすると、
どうしても独りよがりになり、親も追い詰められていく場合があります。

家族以外の人間に話をすることで、親は自分と子どもの関係や
その周りの家族のかかわりや、自分の気持ちを少し客観的に
そして冷静に見ることができるのです。

最初は子どもの不登校について相談に行ったはずなのに、
やがて相談の内容が、夫婦や嫁姑の話になることもあります。
でも、それらと子どもの問題は密接に関係していることがほとんどです。

親の生き方や考え方、家族の在り方などに問題があって
それが子どもに影響を与えていると思われる場合は、
親自身のカウンセリングが必要なケースもあります。

どんなものか経験してみようというくらいの軽い気持ちで
カウンセラーに相談してみることをおすすめします。

ネットで検索すれば、「不登校を解決します!」といったうたい文句の
カウンセラーやフリースクールはいくらでもヒットしますが、
料金設定もカウンセラーの資格もいろいろあって、
一体どこに相談すればよいのかと悩んでしまいますね。

その点、県や市がやっている教育相談や学校に配置されているスクールカウンセラーは、
きちんとした資格(臨床心理士など)を持っているカウンセラーなので、
安心して受けることができるのではないかと思います。

カウンセリングを受けて帰るとき、来る時よりも気持ちが落ち着き、
こんな風にやってみよう、子どもにこんな言葉をかけてみよう、
といった希望が生まれるカウンセリングがよいカウンセリングでしょう。

カウンセラーとの相性が良くない場合も当然あります。
また、1年以上続けているのに、少しも変わらないといった場合は、
違うカウンセラーに相談してみるのもよいと思います。

最近は、病気もセカンドオピニオンと言って、
2人以上のお医者さんに見立ててもらうのがよいと言われますね。
ましてや、レントゲンにも写らない人間の心の問題なのですから、
違うカウンセラーの意見を聞くことも意味があると思います。

不登校の子どもや親をたくさん見ている教育支援センター(旧適応指導教室)などの先生に
相談してみるのもよいと思います。
そこからカウンセラーを紹介してもらうこともできるでしょう。

どこにしても予約は必要です。
そして秘密は厳守されます。
まずは担任の先生に相談してみてくださいね。

ではまた。


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2017年6月10日土曜日

6月定例会の様子

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
今日は初夏のさわやかな朝、11名の参加で和やかな雰囲気で行いました。
遠くは三重県からの参加もあり、今日もたくさんのまなびの場となりました。
少し報告させていただきますね。

6月定例会の様子

①事務局から「子どもの話を聞くコツ」を少しお話しました。
   ・手を止めて聞く  
   ・質問しないで聞く   
   ・オウム返しで聞く
   ・事実ではなく気持ちを聞く    
   ・時間がなくて聞けないとき
 ちょっとしたワークもしていただきましたが、みなさん、とても上手に聞けていました。

②お茶会での話題
  ・親の不安から子どもにいろいろ言い過ぎて子どもが心を閉ざしてしまう
  ・スマホばかりさわっているのをどうしたらいいか
  ・小学生のころから頑張りすぎて糸が切れたようだ
  ・命令されるのが大嫌いだと子どもが言う
  ・まったく家で勉強していないが大丈夫なのか
  ・女子の友だち関係が煩わしいようだ
  ・友だちとまったく切れてしまってネットの友だちとばかり話している
  ・ほしいものをどこまで買ってやればいいのか
  ・発達障害と診断されたが本人に伝えるべきか
  ・子どものストレスを思い、つらい思いをしているのだろう思う
  ・子どもの将来を考えると胸がギューっと締め付けられる思いがする
  ・親の焦りと期待で子どもが部屋から出てこなくなったが、
   ようやく家族と一緒に過ごし、食事をするようになり、
   当たり前と思っていたことがこんなに幸せだと感じている。
  ・「お母さんからは学校に行けとは言わない」と宣言した。
  ・普通がいいと思っていたが、普通はない。
  ・学校や先生に対して不満があっても、親が気持ちを閉ざしてしまうのではなく、
   話をして理解し合えるように努力するのはとても大切。

また7月も定例会は実施しますので、ぜひお越しください。



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2017年6月9日金曜日

母のため息

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
映画「さなぎ」のお母さんである木下洋子さんの手記があります。
少しずつ紹介させていただきます。

母親のため息①



子育てって、過ぎてみて初めてわかることばかりで、
あれこれ思い出しては自分の情けなさにため息が出る。

買い物の途中、泣きわめいて止まらなくなった3歳の娘に、
どうしようと途方に暮れた。
でも今ならわかる。
娘はもう少し、目の前の興味のあるものとつき合いたかっただけなのだ。
私がイライラせずに娘の視線で話してきかせ、
10分や20分、待ってやればよかったのだと。

継続は力なりと、自分に言い聞かせ、嫌がる娘にピアノの練習を無理強いした。
何かに秀でることに一生懸命になるあまり、
欠けたもの、なくしたものがいっぱいあるように思う。
もっと自由な遊びに輝き放ってやることの方が
大事だったのではないか・・・と。

スポーツ向きじゃない息子が運動部に入りたがるので
「やめた方がいい」と言い続けた。
「ほっとけ」という主人を無関心を恨んだりもした。
でも今ならわかる。
息子はたしかにスポーツをやりたかったわけではない。
ただ友達とのかかわりを大事にしたかっただけ。
主人の言う通り、ほっとけばよかったのだと。




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2017年6月7日水曜日

3歩進んで2歩下がる

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもは親の期待ほどはなかなか動きませんね。
今日はどういう視点で子どもを見たらいいか考えてみたいと思います。

《ご相談》
新学期から登校し始めたものの、また最近休みがちです。また行けなくなるのではと心配でたまりません。



《お返事》
子どもが動き出したとしてもトントン拍子にはいきません。
期待した分、親の方ががっかりします。
そのがっかりを子どもにぶつけてしまいそうになりますね。

と同時に、また行けなくなるのではないか・・という不安でいっぱいになります。
それは親の気持ち。

でもお子さんの気持ちを想像してみてください。
新学期から頑張ろうと思って本当に頑張って行ってみたけど
やっぱりしんどい、つらい・・
そしてまた休んでしまった・・
やっぱり自分は弱虫でダメ人間だ。
そう思っているでしょう。

そんなお子さんに親として言葉をかけるとしたら・・
挑戦した気持ちをほめてあげてください。
その気持ちが次に続いています。

3歩進んで2歩下がる。
それでも一歩進みました。
下がった2歩ではなく3歩進んだことをちゃんと認めてあげたいなあと思います。


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2017年6月4日日曜日

ある母の体験談

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもの不登校を乗り越えたお母さんって世の中に実はいっぱいいらっしゃいます。
でも、道を歩いていてもどの人かはわかりませんね^^
今日はあるお母さんの体験談をご本人の了解を得てお伝えしたいと思います。

《ご質問》
子どもが不登校になった他のお母さんたちはどうしていらっしゃるのでしょう。いろいろ聞いてみたい気がします。


《お返事》
子どもが学校に行けなくなったとき、その理由と原因を探しました。
しかし、いくら考えても、100点の子育てではなかったけれど、
これといって思い当たることも見つけられません。

自分を責めました。
仕事で夜遅くにしか帰宅しない夫を責めました。
「そんな時期もあるさ」などと大らかなことを言う夫が
無関心で無責任な父親に感じられ、夫婦げんかが絶えませんでした。

その頃はただ「普通の子と同じことができること」を目標にしていたように思います。
こんな状態がいつまで続くのだろう、このまま30歳、40歳になったらどうしようと、
不安で仕方ありませんでした。

よく「信じて待て」と言われますが、なんの展望も持てない状態でそれはできない相談でした。
気を紛らわそうとしても何も手につきませんでした。
「こうしたらいい」ということがわかれば、どんなつらいことだって頑張ったでしょう。
でもそれがわからなかったのです。
もしかしたら「頑張ることがよくないのかもしれない」と思うと、
自分の生き方さえ見失ってしまいました。

学校に登校している他の子どもたちの姿を見るのがつらく、
泣きたい思いも職場で見せるわけにはいかず、明るく振る舞うものの、
頭の半分以上はいつも娘のことを考えています。
自分の精神状態もおかしくなっていき、体の変調も表れはじめました。
昼休みに点滴をしながら勤務し、つらくて仕事をやめようと思いました。
でも、娘にはつらくても学校へ行けと言っているのに、
自分が辞めることにまた自己矛盾を感じました。
娘が自分のせいで仕事を辞めたと思うのはかわいそうだとも思いましたし、
1日中、家で娘と顔を突き合わせることは、お互いマイナスになるとしか思えませんでした。

娘とは毎日毎日けんか、反発、
そうして私と娘との心の溝はどんどん深くなるばかり。
このままではだめだと、全寮制の学校を探し、北海道に移住することや、
夫が転職して家族で奈良を離れることを考え、必要な経費を計算しましたが、
現実的にすぐ実現する決心もつきませんでした。

娘は集団の中で生きづらさを感じていたのではないか、
ということに最近になって気づきました。
魚によって適当な水中の酸素濃度が違うように、
娘にとっては、自由がきかない教室の物理的な窮屈さがしんどいのです。

考えてみれば、私も同じような感覚をもっていることに気づきました。
娘が教室には入れないのは、いじめのような決定的な何かがあったわけではなく、
たとえて言うならば「低温火傷」。
周りも本人も気がつかないうちに少しずつ皮膚の深い所まで傷を負ってしまい、
治るのにも時間がかかります。

以前は、型にはまらず、集団行動が苦手で、
自分の価値観を変えない娘がいけないと思っていました。
そんなことでこれからの人生、うまく生きていけるのだろうかと心配もしていました。
でも今はそんな娘の感性が生かされる場所がきっとあるはずだと思うようになりました。

自分を責め、夫を責め、娘を責め、学校を責め、引っ越しまで考えた私が
こんな風に娘のことを理解できるようになるのに、4年の歳月がかかりました。

(お嬢さんは今は高校を卒業後、専門学校に通っていらっしゃいます)


  ※他のお母さんのお話をお聞きになりたければ、ぜひ親の会にお越しください。
   ご自分が話すのは勇気がいりますが、聞いているだけの参加も大歓迎。
   大和郡山市以外からの参加も大歓迎です。→次回定例会

  また、9月30日には、親の体験発表会を予定しています。
  7月には、奈良県が主催している「ほっとネット」という体験発表会もあります。
  どちらも日が近づいたらお知らせしますね!



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2017年6月3日土曜日

不登校と病気

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
不登校は病気ではありませんが、その対応はとても似ています。
今日は病気の対応と不登校の対応について書いてみたいと思います。

《ご質問》
学校に行けないのは心が病気だと思えばいいのでしょうか。




《お返事》
不登校の子どもの心は病気ではないと私は思います。
ただ、感受性が強く、繊細で傷つきやすい心の持ち主が多いように思います。

学校に行きたくても行けなくなった子どもの体は元気でも心が弱っています。
だから休養が必要なのですが、これをすぐに理解し納得して、
「ゆっくり休めばよい」と思える親御さんはそう多くはありません。

世間の人もそうです。
だから、わがままだ、怠けている、甘やかし過ぎだ、などと言われたりします。

これがもし入院するような病気で学校を休んだらどうでしょう。
お部屋に飾る花を買って、お子さんの好きな食べ物を届け、
「勉強なんて元気になったらいくらでもできる、
人生は長いんだから、今は元気になることだけ考えてね」
と言うでしょう。

ところが不登校の子どもには、学校のプリントや行事予定を届け、
子どもを焦らせ、不安にさせて、回復の邪魔をしてしまうのです。

親も先生もみんな子どものことが心配で良かれと思っているのに
結果的には子どもの気持ちを無視して、自己満足で動いてしまいがちです。
子どもが部屋にこもったり、先生に会うのを拒むのは、
自分の気持ちを理解してもらえないと思っているからなんですね。

また、学校を休み始めた子どもが、お腹が痛い、頭が痛いと訴えることが多いのは、
病気なら親が納得して学校を休ませてくれることや優しくしてくれることを
本能的に知っているからです。

お子さんのしんどさに気づき、寄り添うことができたご家族から
不登校は回復に向かっていくのが今までの経験からの事実です。

病気であれば、栄養のある食事と睡眠が何より大事です。
まずは早く元気になってね、という気持ちがこもったごはん。
きっとお子さんの心に届くと思います。

不登校は病気ではありませんが、その対応は基本的に一緒だと思います。



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2017年6月2日金曜日

つけあがるでしょうか

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもの躾は犬猫と一緒、甘やかせたら調子に乗ってつけあがる、
という人がいますが、本当にそうなんでしょうか?

《ご質問》
子どもを甘やかしたら調子に乗ってつけあがるのではないでしょうか。




《お返事》
人間は、自分がうれしいことをしてもらったとき、調子に乗るものでしょうか。
おそらくそんな人はいないのではないかと思います。

晩御飯を食べている途中、あなたが少し熱っぽくて体調が悪いので、
夫にそう言ったとしますね。
そのとき、「それなら早く寝た方がいい、後片付けしておくから」と
言ってくれたとしたら、うれしいですよね。温かい気持ちになります。

だからといって、
「しめしめ、うまいこといった。これからもこの手で後片付けをさせてやろう!」
なんて思うものでしょうか。
もし思うとしたら、夫婦関係そのものが危機なのではないかと思います。

大人でも優しくされたいし、甘えたい時はあります。
そして優しくされたり、甘えさせてもらえたとき、
私たちの心の中に生まれるのは感謝と愛です。

子どもも一緒です。
甘えさせてくれる優しい親を困らせようと思うでしょうか。
逆に甘えさせてもらえない不満がたまるといろいろな問題行動になります。

さっきの例で、しんどいと言ったとき、
「はあ?熱もないのに何を甘えたこと言ってるんだ」
「主婦の仕事も満足にできないのか」
「自分の体調くらいちゃんと管理しろ」
などと夫に言われたら、悲しくて腹が立って、ますます熱が出そうですよね。
私ならこんな夫とは口もききたくなくなります。

だから子どもが甘えてきたときは
「つけあげる」なんて考えず、優しくしてあげたいと思います。
貪るように甘えてくる子どもは、今までよほど愛に飢えていたのです。
その子どもの淋しさを感じることができれば、迷いはなくなるのではないでしょうか。





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2017年6月1日木曜日

快と不快の原則

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもへの対応がぶれてしまうことってありますね。
今日はその基準の一つとして「快・不快の法則」について書いてみますね。

《ご相談》
子どもを甘えさせてあげようと思っても、ふと、こんなことをしていてはますます怠けを助長しているのではないかと不安になってしまい、自分の中で軸がぶれてしまいます。

《お返事》

おぎゃあと生まれた赤ちゃんが、母親との絆を深めるのは、
おなかが空いたらミルクをくれて、おむつが濡れたら取り換えてくれて、
おねむになったら抱っこしてゆらゆらしてくれて
自分にとって「快」になることをしてくれるからです。

子どもは一緒にいて「快」になる人が好きです。
でも「不快」になる人は嫌いです。
子どもだけではありませんね。
大人だっていやです。

子どもにとって一番身近な人が「不快」な人だったら
その子は本当につらいだろうと思います。

親は「この子のため」と思って一生懸命なのに、
結果的に子どもにとって「不快な人」になっているとしたら
そして、子どもは親が嫌いだと思っていたら、こんな悲しいことはありません。

母親ノート法では、快の原則を大切にしています。
「快」とは、子どもが元気になる、ニコニコする、喜ぶことです。
「不快」とは、子どもが不機嫌になる、元気がなくなる、悲しい気持ちになることです。

もし、自分の中の軸がぶれそうになったときは、
それが子どもにとって快なのか、不快なのかを考えてみてください。
もしわからないときは、わかるまで行動しないでください。
もし、快だと思っていても、子どもの反応が不快であったら潔く退散してください。
原理はこれだけです。

子どもは自分に心地よさを与えてくれる親が大好きで、
大好きな親の言うことは絶対聞きたいと思うものです。
基本的に、親子の関係は不快になる関係ではありませんね。

でも子どもの言いなりになるわけではないんですよ。
ここが難しいところです。
一緒に「母親ノート法」を学びましょう!



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正論で責めないで

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
不登校を支援するとき、世間の常識は関係ありません。
でもそこから抜け出せない保護者も多いのです。
今日はそんなことをお答えしてみようと思います。

《ご相談》
学校に行かなくても朝きちんと起きて、規則正しい生活をさせることは必要ではないのでしょうか。家で勉強させなくてもいいのでしょうか。



《お返事》

「朝は起きなさい」
「学校に行かないでどうするの」
「学校に行かないのなら家で勉強しなさい」

親が言うことは全部正しいのです。
「正論」ですね。

正論で責められると、子どもは反論できません。
どんなに子どもに言いたいことがあったとしても、
「そんな偉そうなことを言うなら自分一人で生きてみろ」と言われたら、
子どもには言い返すことはできないのです。

屈辱感と敗北感が子どもの心に突き刺さります。
悔しさをのどの奥に飲み込み、悲しい顔をして、その場をやり過ごすしかありません。

そして一人になった時、物に当たったり、自分の腕に傷をつけたりします。
正義が人を傷つけ、追い詰め、みじめな思いにさせることがあるんですね。

そんな風に子どもを追い詰めることに意味があるとは思えません。

それでも朝は起こすべきだ、毎日勉強をさせるべきだと思われる方には、
試しにそれを実行されることをおすすめしています。
ただし、やると決めたなら徹底的にやらなければ意味がありません。
でないと、親の気まぐれだということになってしまうからです。

それでお子さんの状態や親子関係が悪くなるようであれば、
やはりやり方としては間違っているんだなということになるでしょうし、
もしお子さんが奮起して、頑張り始めたら正しかったということです。

ただ、事務局としてはそういうことはできれば避けていただきたいと思います。
子どもがホッとできる場所、
それがお母さんであり、家でありますように。


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親の逃避

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行けない子どもはしんどいとわかっていても親だってしんどいのです。
今日はそんな親の気持ちについてお答えしたいと思います。

《ご相談》
学校に行かない子どもと家にいると息が詰まりそうです。パートから家に帰るのもつらくて、寄り道してしまうくらいです。

《お返事》
子どもといると息が詰まりそう。
子どもがいる家に帰るのもつらい。

正直に書いてくださってありがとうございます。
母親だからいつも子どもがかわいくてたまらない、なんてことは神話です。
一人になりたい時もあれば、子どもなんて生まなければよかった、
なんて想いも一瞬浮かぶことだってあります。

子どもが不登校かどうかは関係ありません。

別れた夫とそっくりになってきた息子に対して
無性に腹が立ってどうしようもなくなる時がある、
とお話しくださったお母様もいらっしゃいました。
上の子と下の子を同じように愛せないと悩まれていたお母様もいます。
理屈じゃないんですよね。

だからといって、そんな私は母親失格だなんて思わなくていいのです。
自分のネガティブな感情もオッケーだと認めてあげてください。
私たち母親だって弱い人間なのですから。

自分の弱さを認められてはじめて、子どもの弱さやしんどさを
理解したいという気持ちになれるのかもしれませんね。

そういう時は、疲れている証拠。
これ以上頑張ったらダメだと神様が言ってるのです。
「わたし、頑張ってるよね」と自分を褒めてあげてください。
そして、一人でお茶をしたり、好きな映画を観たり、買い物をしたりしてください。
お母さんの心に少し隙間ができれば、必ず気持ちは子どもの方に向きます。
何か好きなものを買って帰ってあげようという気持ちになるものです。

まずは親の気持ちが安定していなければダメです。
自分を責める必要はありません。
愚痴は親の会で吐いてください。いくらでも聞きますよ。

次の定例会は、6月10日(土) 9時半から三の丸会館です。



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