2017年4月29日土曜日

ご近所の目

こんにちは。不登校親の会「マザーリーフ」事務局です。

お子さんが不登校になるとお母さんも気持ちがしんどくなって
外に出るものおっくうになり、親子で引きこもってしまわれるケースもあります。
その原因の一つに「ご近所の目」があるようです。
今日はそれに関するご質問にお答えしようと思います。


《ご質問》
子どもが学校に行かなくなってからご近所さんの目が気になってしまいます。


《お返事》
子どもが学校に行けなくなると、親は子どものことが心配でたまりませんが、
それと同時に自分のことが心配になり、悲しい気持ちでいっぱいになります。

自分のことが心配ってどういうこと?と思われるかもしれませんが、

学校に行かない子どもの親は子育てに失敗したダメな親だと
きっとご近所では思われているだろうという悲しい気持ちです。
子育てに「勝ち組」と「負け組」があるとしたら(そんなものはありませんが)
自分は「負け組」になってしまったという悲しい気持ちです。

わが子の不登校をどうしても受け入れられず、
病名をつけてもらおうと病院をはしごされる親御さんもいます。

子どもが病気になるのははずかしいことではないのに不登校は恥ずかしい・・

「今まで自分がそういう目で人を見てきたから
 他人もそう思っていると決めつけてしまうんですね・・」
とおっしゃたお母さんがいらっしゃいます。

不登校は恥ずかしいことではありません。
もちろん失敗などではありませんし負け組でもありません。
不登校の子どもは一時的にエネルギーが切れて動けないだけで
しばらくしてガソリンがたまったら必ず動き始めます。

不登校だなんて恥ずかしくて外も歩けない
あんたなんて家の恥だ
こんなことなら子どもなんて産まなければよかった

もしそんな風に思ってしまうことがあるとしたら
そのメッセージは必ずお子さんに伝わってしまいます。
親にそんな風に思われているとわかったら
お子さんは生きていけないくらいつらいでしょう。

もしご近所の人がお子さんのことを悪く言ったとしても
世界中の人が敵になったとしても
親だけはお子さんの味方でいてあげてほしいのです。
自分の味方をしてくれる人がたった一人でもこの世にいてくれる限り
子どもは必ず元気になり笑顔を取り戻すことができるでしょう。

どうしてもご近所の目が怖くて外に出るのがおっくうになるのであれば、
夜でもやっているスーパーやコンビニでも買い物はできますから
無理はなさらず、まずはお母さんがリラックスできるようにしてくださいね。




2017年4月28日金曜日

親の気持ちを伝えるとき

こんにちは。マザーリーフ事務局です。
学校に行けないお子さんに対して、気を使いすぎるあまり
腫れ物に触るようになってしまい、言いたいことも何も言えない・・
というご相談もよくお受けしています。
伝えたいことを伝える方法について今日はお答えしようと思います。


《ご質問》
子どもに聞いてみたいことや伝えたいことがある時は、どのような言い方をすればよいのでしょうか。
《お返事》

学校に行けない子どもに限らず、ですが、
子どもに伝えたいこと、言わなければならないことはありますね。
でもそれを伝えるには、タイミングがあります。
そして言い方もあります。

親がカッとなっている時、それを子どもにぶつけても
あまり効果がないどころか、親子関係が悪くなることもあります。
「うるさいなあ」となってしまっては意味がありませんね。

子どもも親も落ちつている状況で
親も時間がある時(出勤前などはダメ)がいいですね。

場所はどこでもいいのですが、他の家族がいない方がいいでしょう。
例えば、車の中はいいと言われています。
親は運転していますから、子どもと向き合っている感がなく
お互い自然体で話せることが多いようです。

またマクドナルドなどのお店に行けるのなら
お互い興奮して大声になることもありませんし、
何か食べながらリラッックスして話せるかもしれません。

「お母さん、ちょっと感じることがあるんだけど」

「どうしてもあなたに言いたいことがあるんだ」

こんな風にきちんと話し始めてみてください。
今までそんなふうに向き合ってこなかったとしたら
お子さんは戸惑ってしまうかもしれません。

何事も一度でうまくいくことはありませんので、
期待通りの返事、反応が返ってこなくてもいいと思って
「とりあえず伝えたからね、また考えておいてね。」と
お子さんの逃げ道と時間の猶予を与えてあげてください。

きっと後でゆっくり考えてくれると思います。



不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年4月27日木曜日

わからない

こんにちは。マザーリーフ事務局です。
お子さんの気持ちを理解したいと思っても、本人が何も話してくれなければ
理解のしようがないじゃないか・・と思われると思います。
「何を考えているのかさっぱりわからない」とおっしゃるお母さんも多いです。
何も言わない子どもの気持ちをどう理解すればいいのかについて
今日はお答えできればと思います。


《ご質問》
子どもに何かを聞いても「わからない」という返事ばかりです。言いたくないからでしょうか。

《お返事》

「わからない」という返事が返ってくると困ってしまいますよね。

「わからないってことはないでしょう。」
「自分のことなんだからちゃんと答えなさい。」
「言ってくれないとわからないんだから。」

こんなセリフを言いたくなると思います。

でもわからないって答えてるんですよね。
それがお子さんのお返事なんです。
嘘でもごまかしでもなく、本当にわからないのです。
だから親は「そうか〜わからないんだね」と受け止めるしかありません。

わからない状態って不安でつらいと思いませんか。
どうしたらいいのかわかればどんなに楽でしょう。
きっとお子さんもわからなくてとってもつらいはずです。

同じように子どもの気持ちがわからないと親も不安でつらいですね。
だから答えを聞きたくなります。
でも答えは簡単には見つかりません。

お子さんが「わからない」というときは、それ以上は言わず、質問攻めにはせず、
「何かお母さんにできることがみつかれば言ってね」というのはどうでしょう。

それからもう一つ。
何か言うとお母さんがそれに対して倍返しでいろいろ言ってくるだろうと
お子さんが思っている場合、言わないほうが楽ということもあります。
話せるお母さん、聞いてくれるお母さんになることも大事ですね。
ここは「聞き上手になる」という記事に書いていますので、読んでみてくださいね。
ではまた。



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コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年4月26日水曜日

習い事

こんにちは。マザーリーフ事務局です。
学校に行かずゲームやネットに没頭している子どもを見るのは辛いですね。
それでは、学校とは全く関係のないことに興味を持ち始めたらどうしましょう。
今日はそんなご質問にお答えしてみようと思います。


《ご質問》
学校に行かないのにギターを習いたいと言い出しました。高校受験もあるのに今頃ギターを習ってどうするつもりなのでしょうか。


《お返事》
親の関心ごとは、学校に行くことと高校に入学することですね。

これがもし「塾に行きたい」や「家庭教師に来てほしい」であったなら
応援してあげる気持ちになるのかもしれませんね。

でもお子さんの興味は今はギターを習うことです。
親と子の心は一緒ではありません。

親の希望と子どもの希望が違っていたとき、どちらを優先させるべきか。
それはもちろん子どもの希望です。
なぜなら、お子さんの人生の主人公はお子さんだからです。
親はいつだって子どもの応援団長。

お子さんに言ってあげてほしいのは、「ええんちゃう、やってみたら」です。

心の中では、どうせすぐにやめるのではないか、と思っていても
そんないやなことは言わず、「ええんちゃう、やってみたら」です。

学校に行けず家で悶々としていた子が何かをつかもうとしています。
どうか習わせてあげてください。
もし続かなくてやめたとしても、自分の希望を聞いて習わせてくれた親への
感謝の気持ちは子どもの心に大きな勇気を与えます。

あるお母さんからお聞きしたお話を紹介しますね。




娘は高校生の時不登校になりました。
部屋から出てこなくなり、食事も家族がいないときにこっそり食べるような状態でした。

高校は出席日数が足りず、中退しました。
気持ちもすさんでいき、触るものすべてに腹が立つようで、
イライラして、家族にも当たり散らし、人が変わったようでした。
どうしていいのかもわからず、ただただ時間だけが過ぎていきました。

昼夜逆転し2年ほど部屋に引きこもって生活していた後、
急にコンビニでアルバイトを始めました。
家から外に出られるようになったと喜んでいたのもつかの間、
濃い化粧をし、髪の毛も金髪になり、また心配の種が増えました。

そんな時、夫が美術関係の仕事をしている人から絵画教室のチラシをもらってきました。
娘は小学生のころから絵を描くのが得意で、
学校で選ばれて作品展に出品されたことも何度かありました。
娘も絵を描くことには自信を持っていたように感じていた夫は、
その特技を伸ばしていければと考えたようです。

その教室の話をすると、娘は行くと言い、通うことになりました。
そこは、芸大を受験しようと考えている高校生が通ってきていました。
そういう環境のなかで、娘も芸大に行って絵の勉強をしたいという夢を持ち始めました。
そのためには高校卒業の資格が必要です。

娘と二人でいろいろ調べて、通信制の高校に申し込みました。
スクーリングは東京まで行かなければならなかったのですが、
ホテルを予約して、母娘で旅をしたことも今となっては楽しい思い出です。

おかげさまで、娘は通信制高校を卒業し、絵の先生のおかげで
大阪芸術大学に合格することができました。
家から通うには遠い大学でしたが、毎日楽しそうに通い、卒業し、
今は文房具メーカーでデザイン関係の仕事についています。
自分がデザインしたはがきや便せんが売れることが励みになっているようです。

あの2年間はとても苦しい日々でした。
でも娘には必要な時間だったと思います。
子どもだった娘が考える時間があって、少しずつ大人になりました。

あの時、絵の教室を聞いてきてくれた夫にも感謝しています。
今は娘がお給料で買ってくれたiPadでいろいろ検索し、
夫と二人で旅行することが楽しみの毎日です。




子どもの興味は未来への階段の一段目ですね。
ではまた。





2017年4月24日月曜日

メールでの会話

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが学校に行かなくなると、どこのご家庭でも親子でバトルになります。
それまで仲良かった親子でも心の距離が遠くなり、うまく会話ができなくなります。
そういう状態ってどうなんでしょうか。
今日はそのあたりのことについてお答えしてみようと思います。

《ご質問》
親と顔をあわせるのを避け、用事があるときはメールを送ってきます。

《お返事》

メールでもお互いの意思疎通ができているのなら
何もやりとりをしないよりはもちろんよいのですが、
顔を見て話せることがやはり大事なことなんですね。
子どもが元気になるためには顔を見ての会話が必要です。

お子さんが家族と顔をあわせるのを避けるのは
何か言われるのではないかと思っているのではないでしょうか。
「これからどうするつもりなの?」といった質問や追及を
恐れているのかもしれません。


「おはよう」「おやすみ」といった挨拶の声かけはされますか?
お子さんからの返事がなくても必ず声かけしてくださいね。
返事がないのに一方的に声をかけ続けるのは忍耐です。
親も心が折れそうになりますね。

でも子どもの方も、返事をしないで無視し続けるのは苦しいことです。
返事をしないでも怒らない親に対しての警戒が薄らいでいきます。
むしろ「申し訳ないな」という気持ちにもなるでしょう。

「声かけ」はあくまでもあっさりと。
事務連絡のような感じの方がよいと思います。
返事は期待せず、まずは挨拶から始めてみてくださいね。

お子さんと話すとしたら「意味のない会話」がいいですね。
    →http://mother-leaf.blogspot.jp/2017/03/blog-post_9.html


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赤ちゃん返り(退行)

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行けなくなったお子さんが「赤ちゃん返り」するのは珍しくありません。
小学生でも中学生でも高校生でも赤ちゃん返りはあります。
親としては当然とても戸惑ってしまわれると思います。
「赤ちゃん返り」についてどう理解すればよいかをお答えしてみようと思います。


《ご質問》
中学生の息子ですが、学校に行けなくなってから、小さな子どものように甘えたり、泣いたりするようになりました。

《お返事》

赤ちゃん返りは、子どもが不安になった時に出てくる甘え行動の一種です。

たとえば・・
布団にもぐりこんできたり、
体にすり寄ってきたり、抱きついたり、
自分の幼かったころの話をしつこく聞いたり、
赤ちゃんのような言葉で話したり
指しゃぶりやおねしょをしたり

中学生にもなって、こんな大きな体をしておかしくなったのでは?
と心配される親御さんもいらっしゃいます。

下の子が生まれたとき、上の子が赤ちゃん返りをすることはよくあります。
今まで独占していたお母さんの愛情を取られて
不安になり、かまってもらいたくてそうなりますね。

もうお姉ちゃん、お兄ちゃんなんだから、と突き放すのではなく、
甘えさせてあげることが不安を解消するためには大切なこと。

同じですね。

しかも、親に対して、甘えても許してくれるのではないか、
という気持ちが全く感じられない場合、赤ちゃん返りは起こりません。

なので、赤ちゃん返りが起こったときは、
次の段階へのステップとなる可能性が大きいのです。
そして子どもの中に安心感ができると自然になくなります。

ユングという心理学者が「もっと飛ぶための後退」と名付けたように
一度バックして助走をつけなければ飛べないときがあります。

もちろん、できないことはできないと伝えることは大事です。
男の子の場合、スキンシップにも限界がありますね。
同じ布団でなくても同じ部屋で寝ることまでは許してあげる、など
ある程度のラインは決めておくことも大切だと思います。

怒るのではなく、向き合って話せばわかる年齢ですから。
でも可能な限りは甘えさせてあげてくださいね。

親は子どもにとっての港。
安心さえできれば、港から大海原に漕ぎ出しますよ。
ではまた。


2017年4月22日土曜日

2ヶ月待ってみる

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
カウンセラーの先生からよく「待ちましょう」と言われることがあります。
一体どれくらい待てばいいの?ときっと思われますよね。
不登校の問題を本当に乗り越えられたと思えるには数年単位の時間が必要と私は思っていますが、
とりあえず、親子の関係を良好にするための時間にどれくらい必要か、
今日はあるお母さんの実例を通してお答えしてみようと思います。



《ご相談》
子どもが動くのを待とうと思いますが、だいたいどれくらい待てばよいでしょう。

《ご質問》
子どもの性格も年齢も環境も違いますので
一般論ではお答えするのがとても難しいですね。

でもあるお母さんの体験談をご紹介します。




子どもが学校に行けなくなって、無理に行かそうともした、
「なんで行かないの」「これからどうするの」と責めもした。
でもダメだった。

自分だけでも動こうと母親カウンセリングに行き始めた。
そこで子どもを責めない、何も言わないようアドバイスを受け、
それを実行し、子どもの方から話しかけてくるのを待った。

待った・・待った・・待った・・2か月。
ようやく子どもの方から相談に来たそうです。





2か月って短いようで長いですよね。
このお母さん、本当にえらかったと思います。
途中で、イヤミなど言わずによく我慢されたと思います。

子どもはお母さんの変化を敏感に感じとり、
今のお母さんになら話せるって思ったんだと思います。

不登校の原因がお母さんにあるわけではありません。
でもお母さんの対応を変えることで子どもが動くことはよくあります。
それくくらいお母さんの一言が子どもには「大きい」ってことです。 
だって子どもはみんなお母さんが大好きだから。

とりあえず2ヶ月、何も言わずに待ってみてください。
それでもお子さんの状態に変化がなければ、次の手を考えましょう。
ではまた。



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ゲームからの卒業

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが学校に行かずゲームばかりしている姿は親にとっては本当にストレスですね。
ましてやそのために昼夜逆転してしまうこともよくあります。
ゲームをやめさせたいというご相談は本当によくお受けします。
今日は子どもの気持ちの変化という視点でお答えしてみようと思います。


《ご質問》
ゲームに逃避している子どもがいつかそこから抜け出す日が来るのか信じられません。

《お返事》

私が出会った不登校の子どもたちから聞いた話ですが、
ゲームをしている時は夢中でたしかに楽しいのだけれど、
ふと、我に返る瞬間があって、どうしようもなく怖くなるんだと。

怖いというのは・・
自分だけがどんどん取り残される不安や焦り、
でもどうしたらいいのかわからない苛立ち、
結局逃げている自分への怒りなどでしょう。

そうなると布団をかぶって寝るしかありません。

ところがその怖さが消えるどころかどんどんふくらんできて
「このままじゃだめだ!」と思うときが来るんだそうです。
ゲームをしても何をしていても楽しくなくなるんだそうです。

ここまで来るのにどれくらいかかるかは人それぞれですが、
子どもの中に原動力となるガソリンがたまらないことには
エンジンをかけることはできません。

親にできることは、お子さんがが動きだすのを信じて
子どもがガソリンをためられるような関わり方を学び、
親ができることをしながら待つしかないようです。
親も学んでいきましょう。親業ですね。




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2017年4月21日金曜日

宗教からの勧誘

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんの状態が少しでもよくなるのならという親心につけこむ商売もあります。
今日はそれについてお答えしてみたいと思います。


《ご質問》
子どもが不登校だと聞いた宗教の関係者から訪問を受けたり、集会に勧誘されたりします。


《お返事》

苦しい時の神頼みという言葉もありますが、
お子さんのことが心配で、将来のことが不安で、疲れ果て、
何かにすがりたいという気持ちになってしまうことは
人間であれば仕方がないことかもしれません。

そんな時、子どもの状態がよくなるものがあると言われたら
藁をもすがる思いでお金を出してしまいそうになるかもですね。

パワーストーン、墓石、引っ越し、印鑑などなど。
少し違いますが、高額の家庭教師や教材のケースもありました。

それを信じることで、気持ちが楽になるのであれば、
周りの者がどう思っても、本人が決めるしかありません。

他力本願で解決してもらおうという親御さんに対しては、
私たち親の会は何のお役にも立てないだろうと思います。

私たちが大切にしているのは、お子さんとしっかり向き合い、
お子さんがもっている力を信じ、一緒に成長していこうという姿勢なんです。

それはとても辛い仕事です。
だから親が手をつないで一緒に頑張りたいと思っています。
ではまた。




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不登校と引きこもり

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが学校に行けなくなると、このまま引きこもりになるのではないか・・
とご心配される親御さんは少なくありません。
実際はどうなんでしょうか。
今日はデータをもとにお答えしてみたいと思います。


《ご質問》
このまま一生引きこもるのではないかと心配でたまりません。

《お返事》

文部科学省が、平成18年度に不登校だった生徒1604人が
5年後にどうなったかを調査したところ、
就学も就労もしていなかったのは18.1%でした。
       (「不登校に関する実態調査」2011)

つまり8割~9割の生徒は5年以内に就学、または就労しているのです。
元気を回復した子どもの方が圧倒的に多いのですね。

そう聞いても、うちの子がその1割~2割に入るのでは・・・
とやっぱり不安になってしまいますか?

お子さんの気持ちはどうなんでしょう。
お子さんは家にずっといることを望んでいるのでしょうか?

決してそうではないはずです。
子どもは今の自分の状態に満足していません。
むしろ引け目を感じて、このままではいけないと思っています。
ですから家にいても心からくつろいでいることはありえません。
現実から目を背けて、ゲームに逃避しているだけです。

子ども自身がなんとかこの状態から抜け出したいと思っている以上、
親はその気持ちを信じてそっと見守ることしかできませんね。
今以上のプレッシャーや苦しみを親が与えることなく、
せめて家の中では安心していられるようにしてあげてほしいなと思います。

「そんな居心地の良い家にしたらずっと引きこもるのでは?」
とまたまた不安になってしまわれるのかもしれませんが、
それなら反対に家の居心地を悪くしたらどうなんでしょう。
エアコンもテレビも消して、スマホも取り上げ、冷蔵庫も空っぽに・・

それで本当に子どもが元気になるとは・・思えませんね。

どうか安心して居心地の良い家にしてあげてくださいね。
お子さんのエネルギーがたまれば必ず動き出します。
ではまた。



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2017年4月20日木曜日

居場所

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが学校に行けなくなって家にずっといるのを見ているのは
親としては本当に辛い気持ちになってしまいますね。
学校に行けなくてもせめてどこか行く場所がないものだろうか・・
そんなお気持ちへのお返事を書いてみようと思います。

《ご質問》
学校に行けないのなら他に行く場所を作ってあげたいと思うのですが、どんな場所があるでしょうか。

《お返事》

非行グループに入っている子どもたちは、そこに自分の居場所を見つけています。
(断れなくて一緒にいる場合は違いますが)

居場所というのは、まずは「ここにいてもいいんだ」と思える場所です。

不登校の子どもが学校に行けなくなった場合、
「自分なんていなくてもクラスの誰も困らない」と感じていることが多いです。
それほど自分に自信を失い、自分の存在を否定しています。

家でも親から責められると、「自分なんてこの家にいない方がいいんだ」と
さらに自分の存在を小さく小さくしていきます。

家にずっといる子どもがかわいそうに思い、親は外に出そうとしますが、
エネルギーが溜まっていない子どもはまずは家が居場所です。
「家にいてもいいんだ」とお子さんが思えることが第一歩。

無理にどこかに出そうとしても結局お子さんがその気にならなければ
一歩だって動かすことはできないでしょう。
学校に行けと言うか、別の場所に行けと言うか、結局同じことなのです。

家でのびのびと安心して過ごせるようになった子どもは
学校には行けなくても外に出られるようになっていきます。
そうなれば家以外の居場所を見つけることが必要です。

適応指導教室かもしれません。
塾かもしれません。
スポーツクラブかもしれません。
絵画教室かもしれません。

その時はお子さんとよくお話されて、お子さんの好きなことや
やってみたいと思うことを応援してあげてくださいね。
ではまた。




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パソコンを買ってほしい

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
パソコンって本当に便利ですね。
ゲームもできればネットもできます。ユーチューブだって見られます。
1日だってパソコンで遊んでいられます。だからこそ心配な面もありますね。
学校に行けないお子さんにパソコンを使わせるかどうか・・
今日は引きこもり支援の第一人者と言われる精神科医の先生の見解をご紹介しますね。


《ご質問》
「パソコンを買ってほしい」と言うのですが、ますます学校に行かなくなるような気がします。買うべきでしょうか。


《お返事》

ひきこもり支援の専門家である斎藤環先生は、次のように書いていらっしゃいます。

 私は、パソコンやインターネットは、
 長くひきこもり状態にあった人にとって社会との接点を回復する窓口として、
 非常に大きな意味を持っていると考えています。
 メールであれ、チャットであれ、家族以外の他人とかかわれることは、
 ほぼ無条件に よいことと考えていただいてよいでしょう。
 
斎藤先生は、「何かにはまる」という経験は非常に大事とおっしゃいます。
そんなエネルギーがあるなら学校に行け、勉強しろと親は思いますが、
納得するまで何かに没頭できれば、そこでエネルギーが蓄えられ、
やがて外に向かっていくことが期待できるとのこと。

これはパソコンだけではなく、ゲームにも共通しますね。

お子さんの年齢にもよりますが、ルールを決めるのは必要だと思います。
まずは、家族共有のものとして始められるのがよいかもですね。

今はパソコンが使えなければ就職するにも困る時代です。
心配ばかりされるのではなく、お子さんが何をしているのかを話題の一つとして
親子でコミュニケーションされるのはとてもよいと思います。

ただし・・
学校に行くと約束するなら買ってあげる・・というのは絶対よくないと思います。
条件付きではなく、親の願いを通すために買うのではなく、
お子さんの希望をただかなえてあげる気持ちで買ってあげてほしいなとも思います。
ではまた。






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2017年4月19日水曜日

カウンセリングは長期戦

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
親がカウンセリングを受けるようにすすめられたけれどどうしよう・・
カウンセリングって行く意味があるのかな?
今日はカウンセリグについて基本的なことをお伝えできればと思います。


《ご質問》
子どもが不登校になり、親の私がカウンセリングに通い始めましたが、ただ話しているだけで意味があるのかなと思ってしまいます。


《お返事》

病気になると病院に行き、医師の診断を受け、薬をもらいます。
お医者さんの言うとおりにしていれば、だんだん病気はよくなります。

同じような感覚で、カウンセラーから不登校の処方箋がもらえると思っていると、
はっきりした指示を聞けず、がっかりし、不安になる保護者もいらっしゃいます。

子どもに学校に行くよう説得してもらえるとか、即効薬がもらえるとか、
そういう期待を持っていると、「行っても役に立たなかった」と思われるようです。

カウンセリングの目的は、子どもを学校に行かせることではないのです。
子どもの発達や成長を支援していくのがカウンセリングの目的です。
そのために、親はどのように子どもにかかわっていけばよいのかを
一緒に考えていきましょう~というのがカウンセリングなのです。

カウンセリングは1週間に一度、50分程度の面談を行います。
そのなかで親自身が気づいたことを家に帰って1週間実践し、
その結果を次のカウンセリングの中でまた話し合います。

この繰り返しによって、少しずつ親の子どもへの接し方が変わり、
家の雰囲気や、親子の関係が変わっていき、子どもが成長していきます。

1回や2回相談に行って何も変わらないと思っても
もうしばらく続けてみられることをおすすめいたします。




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お小遣いは渡すべきか

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
「学校にも行っていないくせに・・」
そんな気持ちになる場面っていろいろあると思います。
今日は「お小遣い」についてのご質問にお答えしてみようと思います。


《ご質問》
学校へ行っていない子どもにお小遣いを渡すべきでしょうか。



《お返事》
このご質問はよく受けますが
「渡してあげてください」といつもお答えしています。

お金は何か欲しいものを買うために必要です。
もし、お子さんが「何もほしいものなんかない」と言うとしたら、
欲もなくなってしまったとても悲しい状態です。
欲しいものがないというのは生きる意欲もないということだからです。

私たち大人もそうではありませんか?

あのレストランに食べに行きたい、
あそこの温泉に行きたい、
春物のセーターがほしい、
という欲は生きる意欲ですよね。

何もかも面倒くさい、何もほしくないし、どこにも行きたくない、
となってしまったとしたら・・それはとても悲しいことです。

引きこもり生活が長く続くとそうなる傾向が高くなります。
意欲と欲望の根っこは同じなんですね。

また、お金の受け渡しは子どもとのコミュニケーションのチャンスでもあります。

ただし、「学校に行ったらお小遣いあげる」と
お金で子どもを動かそうとするのはよくないと思います。

お小遣いではありませんが、たとえば
子どもが友だちと出かけるのに「お金ちょうだい」と言ってきたときは
「え~~」とか「またぁ?」とか「うちお金ないねんで」とかごちゃごちゃ言わず
言われた金額をすっと渡してあげるのが本当は一番よいのです。

たとえば、朝、財布にお金がないことに気が付いて(銀行にはあってもですよ)
夫に「5000円貸してくれない?」と言ったとしましょう。

「5000円やな、はい」とすっと渡してくれたら「ありがとう」ですね。
でも、「何に使うんだ?」とか「おまえは計画性がないな」とか
「この前もこういうことあったやろ、しっかりしろ」とか・・
ごちゃごちゃ言ってから5000円貸してくれたとしてもうれしくありません。

子どもも一緒です。
中学生にもなれば家の経済状態くらいわかっているものです。
でも必要だから言っているのですから、ハイと渡してあげてくださいね。
きっと「お母さん、ありがとう」って思っていますよ。

ただし、1000円と言っているのに念のためと2000円渡す必要はありません。
子どもが自分で必要だと言った金額だけで大丈夫です。
逆に子どものいう金額がどう考えても高額すぎる場合は、
「そんなには渡せない」と静かにひとことだけ言って断ってください。

ではまた。



ゲームをやめさせたい

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
できることならゲームなんてやめさせたい・・そう思いますね。
学校に行けない子どもにとってゲームってなんなんでしょう。
今日はそれを考えてみたいと思います。


《ご質問》
家でゲームばかりしている子どもを黙って見ているのはただ甘やかしているだけのような気がして、本当にそれが子どものためになるのかどうかわからなくなります。




《お返事》
しんどくて熱があって寝ているのなら仕方がありませんが、
長時間ゲームする元気があるならちょっとくらい勉強したらどうなの?
という気持ちになってしまいますね。

ではゲームを取り上げたら勉強するでしょうか。
お子さんにとってのゲームは「逃げ」です。
毎日がつらすぎてゲームでもして目をそらすしかない状態です。
そんなお子さんに厳しく接してもきっと逆効果だと思います。

「北風と太陽」というお話がありますね。

あるとき、北風と太陽が旅人の上着を脱がせることができるか、
という勝負をすることになります。

まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとしますが、
旅人が上着をしっかり押さえてしまい脱がせることができませんでした。

次に、太陽がポカポカと照りつけました。
すると旅人は暑くて自分から上着を脱いでしまいました。
勝負は太陽の勝ちとなりました。

あまりにも有名なイソップ童話です。
北風のように冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、
かえって人はかたくなになってしまうもの。
太陽のように暖かく優しい態度で接すると人は自ら心を開いてくれるもの。
ということでしょう。

人間には厳しさももちろん必要ですが、
お子さんが心にコートを何枚も着込んで脱がないのなら、
無理に引きはがすより、少しずつ自分で脱げるように
親としてできることを考えていきたいなあと思います。

コートは、心を守る鎧(よろい)とも受け取れますね。
それが今はゲームなのだと理解してあげてください。
心が元気になれば鎧もコートも必要なくなりますよ。
ではまた。



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批判ばかりする子

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行けないお子さんには心にいっぱい傷があって、
そのためにひねくれてしまったり、被害妄想的になったりすることがあります。
今日はテレビを見ている場面で気になることについてお答えしようと思います。


《ご質問》
テレビを見ていてやたら批判ばかりするのが気になります。
《お返事》

一緒にテレビを見ているような場面でニュースや政治やあるいは出演者に対して
ものすごく否定的なことを言ったりバカにしたりすることがあります。

そういう時、「学校にも行っていないくせにいったい何様なの?」と
思わずその意見を否定したくもなる時もあるかもしれません。

学校に行けない子どもにとっては
世の中や世間の人はみんな敵だと感じているのかもしれません。
特に楽しそうにしている人たちを見るとイライラするのかもしれません。

気持ちがむしゃくしゃしてどうしようもなく、
トゲトゲした言葉で自分を守っているのかもしれません。

もし子どものほうから意見を求めてきたような場合も
「今はこの話題で話したくない」「議論する気はない」と
はっきり言ってしまう方がよいと思います。
親の方がひく方がよいと思います。

トイレに立つとか、冷蔵庫を開けてみるというのも
作戦としてはよいのではないでしょうか。

2017年4月18日火曜日

秘密と自立

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもが思春期に入ると、それまでの親子関係が大きく変わり始めます。
子離れ、親離れの時期、どう考えればよいでしょうか。
今日は子どものプライバシーについてお答えしてみたいと思います。


《ご質問》
子どもが「部屋に入ってくるな」と言います。入らないほうがいいのでしょうか。

《お返事》

小学校の高学年にもなると、秘密を持つものです。
中学生になると、いっぱい秘密を持つものです。

親も自分がそのくらいの年齢だった時のことを思い出してみれば、
親には知られたくないことがあったはずですね。

でも、自分が親になると、不安になってきます。
子どもが心配でついついかまい過ぎてしまいます。
こっそり日記や携帯の中をのぞいてしまう人もいます。

親は、「子どものものは私のもの」と言わんばかりですが、
子どもはそういうことをする親をきっと嫌うでしょう。
自分のプライバシーに土足で侵入されたと感じるから。

そろそろ親離れ、子離れの時が近づいてきましたね。
子どもはやがて家を出て一人暮らしなどするようになります。
何時に帰るのか、誰と会っているのか、何を食べているのか、
もう手の届かないところに行ってしまいます。
それが子どもの自立です。
今、その一歩を踏み出したところです。

子どもが本当に困ったときに相談できる親でいたいですね。
そのためには、信頼をなくすようなことは控え、
我が子を信じてそっと見守ってあげてほしいなと思います。

次のような文章を見つけましたのでご紹介しますね。


子どもを立派な人に育てたかったら、
なるべく大きな"心の空間”を与えてあげること。
これが大事なんだよな。
 
大きな木を育てたかったら、
大きな木が根をはれるだけの土地面積がいるよね。
それなのに、ちっちゃい領土しか与えなかったら、細い木しか育たない。 
だから、木の成長に合わせて、大きい植木鉢に植え替えるように、
子どもの成長に合わせて、「自由空間」を大きくしてやらなきゃ ダメなんだよ。
  
子どもって、大きくなるにつれて、興味の範囲や行動範囲が増えるよね。
たとえば、小さいころは、お父さん、お母さんと川の字になって寝ていても、
小学校に上がったら、自分の部屋を欲しがるとか。
それが当然なの。
それを、昔のまんまにしようとするから苦しくなるの。
 
嫌われる親っていうのは、
「あなた、それはこうでしょ・・・・」とか、
「そんなのダメでしょ・・・・」とか、
子どもの”心の空間”に入り込み過ぎるんだよね。
 
「私は子どものことを愛しているから、入り込む」って言うけど、
「愛しているから、入り込んじゃいけない」の。
  
子どもの"心の空間”に入り込む人に限って、
「うちの親は、私にこういうことをしてイヤだった・・・・」
って延々と言っているけど、
自分がイヤなことを、なぜ子どもにもするの? 
 
自分がされてイヤだったら、どんなにイヤかわかっているんだから、子どもにはしない。
これが正解なんですよ。
 
子どもだって、生きていくのに必要な"心の空間”ってあるんです。
それを親におかされ、教師におかされ・・・・ってなると、
だんだん元気がなくなっていくんだよ。
 
親子関係がうまくいかない人は、
子どもの"心の空間”に土足で入り込むことを愛だと思っているけれど、
ホントの愛っていうのは、そういうことをしないことを言うんだよな。
 
        by斎藤一人 『おもしろすぎる成功法則』サンマーク出版


おなかにいた子どもがどんどん遠くへ行ってしまう寂しさ。
子離れの時が近づいていますね。
ではまた。



不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。


2017年4月17日月曜日

愚痴はこぼすもの

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんを抱える親は本当にしんどくてつらいですね。
親だって泣きたいし大声で叫びたい時だってあります。
泣いてもいいし叫んでもいいんです。
でもどこで?
今日は親の気持ちの捨て所についてお答えしてみたいと思います。

《ご質問》
子どもを責めるようなことは言うまいと心に決めても、時々自分の気持ちがおさえられなくなることがあり困ってしまいます。

《お返事》
子どもが学校に行けず家にいるという状態は、親にとって本当にしんどいです。
イライラするのも当然です。しない母親なんているものでしょうか。
それでも一生懸命笑顔で過ごそうとされているお母さんたち、
尊敬します。

子どもに言いたいこと、我慢しているお母さん、
どうぞ子どものいない場所で思いっきり愚痴ってください。

愚痴は、本人に言ったら愚痴ではありません。
それは文句。

愚痴は本人のいないところで、
そして本人の耳に入る心配のないところで思いっきり。

愚痴を言うことを悪いことだと思っている人もいます。
泣き言を言うな、陰口をたたくな、と教えられているから。

でも愚痴は圧力なべのガスを抜くのと同じように
ふたが爆発して吹っ飛んでしまわないように
自分で上手に愚痴をこぼしてくださいね。

子どものいない場所ってどこでしょう。
一番安心なのは専門家であるカウンセラーのところですが、
同じ思いを抱えている親の会もいいと思います。

マザーリーフはまた来月の定例会でお待ちしています。
ではまた。


ダブルメッセージ

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもが学校に行けるようになってほしいと願うのは親であれば当然。
でも行けと言ってはプレシャーをかけるだけというのもわかる。
どうしたらいいのか毎日毎日迷ってしまいますね。
今日は「親の覚悟」について、少し厳しいかもしれませんが書いてみます。


《ご質問》
私なりに勉強して子どもへの接し方を変えてみましたが、子どもは学校へ行く気配がありません。



《お返事》

不登校関連の本を読んだり、講演会に行ったりして、
子どもへの関り方や言葉のかけ方を勉強して、そのとおりにしてみても
子どもが元気になったようにも思えず

どうしてなの? 何がいけないの?

そんな気持ちになってしまいますね。

でも、よくよく考えてみると親の本音は結局のところ、
「学校に行ってほしい」というところから少しも動いていない・・
ということはないでしょうか。

敏感で繊細な子どもは、それを鋭く見抜いてしまうものです。

お母さん、結局なにもわかってないやん、
何も変わってないやん・・
口だけやん・・
そう思っているかもしれません。

本当ならこの新学期から学校に行ってほしかった・・という思いはおありでしょう。
それを目標にお母さんも頑張ったのに行けなかったことでがっかりしますね。

学校に行ってほしいと思うのは親ならもちろん当たり前です。
でも今は子どもがエネルギーを貯めることが大事な時。
たまれば必ず動き出します。
今はまだ焦ってはダメな時です。

親が「腹をくくる」というのがポイントになってきます。
これは本当に難しいことです。
でも、子どもが元気になってきた保護者の方のお話を伺うと、
親が覚悟を決める瞬間が必ずあるようです。
それは「あきらめる」のではなく、本人に任せるしかないと思う瞬間でしょうか。
子どものペースで応援するという覚悟です。
親は子どもの応援団長!

学校に行く、行かないではなく、家族でたわいもない話をして笑えることが
お子さんの元気を回復させる一番の近道です。
急がば回れですね。

どうか焦らないで、でも諦めないでお子さんを応援してあげてくださいね。
ではまた。


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すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。