2017年3月15日水曜日

さなぎ

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
不登校の状態が続くと、親は不安になりますね。
「待つ」「見守る」ことは本当に難しいです。
お子さんの中で何が起こっているのかを考えてみたいと思います。

《ご質問》
学校に行けなくなってからずいぶん日が経ちましたが、動き出す気配がなく、このまま見守っていていいのか、といって無理やり学校に連れていくことがよいこととも思えず、どうしたらいいかわかりません。




《お返事》

チョウは、幼虫から成虫になるとき、今までと違った体になるため、
サナギの中で「自らの肉体を一度とかして作り直す」のだそうです。
なので、サナギの中はどろどろの状態になっているとか。
  →ほぼ日刊イトイ新聞自らの肉体を一度とかして作り直す?!」

小学生の男の子が、羽化しかけているチョウを早く出してあげようと
ピンセットで手助けしたら、そのチョウは飛ぶことができなかったと。
外から見て苦しんでいるようで、助けてあげたいという優しさが、
準備が整っていないチョウにとってはあだになってしまったのでしょう。

思春期はよくサナギに例えられます。
それまで親と一緒に作ってきた自分を見直して
親とは違う人格の「自分」を作り上げる時期。第2の誕生です。

親や周りの大人が敷いてくれたレールからいったん外れ、
ときには親の期待に反してでも自分自身と向き合う作業。
答えはすぐに見つけられなくて、苦しくても
自分の力で、内側から殻を破って出てくるというプロセスが必要なのです。

もどかしくて、ついつい助けてあげたい、と思ってしまうけれど、
それはチョウを無理やりサナギから引っ張り出すのと同じ。

だからもう少し見守ってあげてはいかがでしょうか。
がんばれ~~って心の中で祈りながら、「その時」が来るのを待つ。
子どもにはその力が生まれつき備わっています。
おなかに赤ちゃんがいた時、「その時」を楽しみに待ちましたよね。
あの時の気持ち、思い出してみてください。

よく見ていると「動き」が見えるかもしれません。




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