2017年3月30日木曜日

新学期からの学校復帰

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
4月新学期。クラスも変わり担任の先生も変わり。心機一転、登校してくれたらと期待しますね。
親にできることは何かを考えたいと思います。

《ご質問》
中学生の子どもが4月新学期から学校に行くと言っています。親としてはどんな態度で臨めばよいのでしょう。

◇お返事 
 やっとお子さんが動き出し、うれしい気持ちと、
「また行けなかったら」という不安とで、
親としては、複雑な気持ちになってしまわれるかもしれませんね。 

 結論から申し上げると、行くか行かないかを決めるのはお子さんですので、

親は何も言わず見守るのが一番良い方法だと思います。
お子さんの様子をそっと見ていてください。
本当に行くつもりがあれば、次のような準備サインが出ると思います。 

・学校からのプリントなどを読んでいる
・学校や友達の話題に対する拒否感がなくなってきた 
・教科書や制服、カバンなどを出してきた 
・先生や友だちと連絡を取っている 

このような準備サインが全く見られない場合は、

お子さんの焦りから出た言葉である可能性もありますので、
「まだその時期ではないのかな」と少しゆったり構えられるのがよいかもしれません。 

学校に行こうと自分で決めても、「友だちになんて言われるかな」

「勉強についていけるかな」「新クラスの友だちや担任の先生とうまくやれるかな」など、
予期不安に襲われるのが普通です。
行こうと思う気持ちがあっても実際に登校するまでには、大きな川が横たわっています。

そこで、親としてできることを2つお伝えしますね。

①学校との連携 
 学校の先生がお子さんを誘い、親はそれに協力する、
というイメージでの役割分担がよいと思います。
校門までは車で送って行っても学校の中に入れば、先生にお願いするしかありませんので、
事前に連絡を取り、受け入れ態勢を整えてもらえるように、相談してください。 

 いきなり教室に入るのか、 
 先に職員室に行くのか、 
 保健室で待機するのか、 
 体育館の始業式に参加するのか、 
 新しいクラス発表があってから教室に入るのか、 
 それとも新しい担任の先生の顔だけ見て帰るのか、など、

いろいろな方法があると思います。

そういう提案も先生からお子さんにしていただけるとよいと思います。

でもどうするかを決めるのはお子さんですので、
お子さんに聞かずに親が勝手に先回りして、
「こうしてください」と言うのはやめたいですね。

②一喜一憂しない 
 行けたらいいね、行けなくてもそれもよし、行こうと思っただけでも素晴らしい、
という姿勢で見守ってあげてください。
学校に行くことが目的ではなく、お子さんが自分で決めて自分で歩いていくことが大事です。
親が引っ張るのではありません。つまり「自立」ということですね。 

 もし、始業式は行けても、次の日は休むかもしれません。

がっかりしないで、「1日行けたんだから一歩前進」ととらえたいですね。
「三歩進んで二歩下がる」という歌詞があります。
親は下がった二歩の方をどうしても見てしまいます。
でも三歩進んだのです。二歩下がっても一歩進んだことを喜べたらと思います。

 子どもはある日突然、急に元気になれるわけではありません。

行ったり行かなかったりしながら、少しずつ慣れていき、
体力気力も回復していくと、半年、1年後には元気になっていきます。
しばらく家にいた子どもにとってはまだリハビリ期間です。
いきなりマラソンに参加したら息切れするのは当然です。 
少しずつ、少しずつ。親はそっと見守ります。
疲れて帰ってきたとき、ホッとできる温かい家庭、
美味しい食事が何よりの元気の素になると思います。