2017年3月30日木曜日

新学期からの学校復帰

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
4月新学期。クラスも変わり担任の先生も変わり。心機一転、登校してくれたらと期待しますね。
親にできることは何かを考えたいと思います。

《ご質問》
中学生の子どもが4月新学期から学校に行くと言っています。親としてはどんな態度で臨めばよいのでしょう。

◇お返事 
 やっとお子さんが動き出し、うれしい気持ちと、
「また行けなかったら」という不安とで、
親としては、複雑な気持ちになってしまわれるかもしれませんね。 

 結論から申し上げると、行くか行かないかを決めるのはお子さんですので、

親は何も言わず見守るのが一番良い方法だと思います。
お子さんの様子をそっと見ていてください。
本当に行くつもりがあれば、次のような準備サインが出ると思います。 

・学校からのプリントなどを読んでいる
・学校や友達の話題に対する拒否感がなくなってきた 
・教科書や制服、カバンなどを出してきた 
・先生や友だちと連絡を取っている 

このような準備サインが全く見られない場合は、

お子さんの焦りから出た言葉である可能性もありますので、
「まだその時期ではないのかな」と少しゆったり構えられるのがよいかもしれません。 

学校に行こうと自分で決めても、「友だちになんて言われるかな」

「勉強についていけるかな」「新クラスの友だちや担任の先生とうまくやれるかな」など、
予期不安に襲われるのが普通です。
行こうと思う気持ちがあっても実際に登校するまでには、大きな川が横たわっています。

そこで、親としてできることを2つお伝えしますね。

①学校との連携 
 学校の先生がお子さんを誘い、親はそれに協力する、
というイメージでの役割分担がよいと思います。
校門までは車で送って行っても学校の中に入れば、先生にお願いするしかありませんので、
事前に連絡を取り、受け入れ態勢を整えてもらえるように、相談してください。 

 いきなり教室に入るのか、 
 先に職員室に行くのか、 
 保健室で待機するのか、 
 体育館の始業式に参加するのか、 
 新しいクラス発表があってから教室に入るのか、 
 それとも新しい担任の先生の顔だけ見て帰るのか、など、

いろいろな方法があると思います。

そういう提案も先生からお子さんにしていただけるとよいと思います。

でもどうするかを決めるのはお子さんですので、
お子さんに聞かずに親が勝手に先回りして、
「こうしてください」と言うのはやめたいですね。

②一喜一憂しない 
 行けたらいいね、行けなくてもそれもよし、行こうと思っただけでも素晴らしい、
という姿勢で見守ってあげてください。
学校に行くことが目的ではなく、お子さんが自分で決めて自分で歩いていくことが大事です。
親が引っ張るのではありません。つまり「自立」ということですね。 

 もし、始業式は行けても、次の日は休むかもしれません。

がっかりしないで、「1日行けたんだから一歩前進」ととらえたいですね。
「三歩進んで二歩下がる」という歌詞があります。
親は下がった二歩の方をどうしても見てしまいます。
でも三歩進んだのです。二歩下がっても一歩進んだことを喜べたらと思います。

 子どもはある日突然、急に元気になれるわけではありません。

行ったり行かなかったりしながら、少しずつ慣れていき、
体力気力も回復していくと、半年、1年後には元気になっていきます。
しばらく家にいた子どもにとってはまだリハビリ期間です。
いきなりマラソンに参加したら息切れするのは当然です。 
少しずつ、少しずつ。親はそっと見守ります。
疲れて帰ってきたとき、ホッとできる温かい家庭、
美味しい食事が何よりの元気の素になると思います。



2017年3月29日水曜日

実験

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行けるようになればうれしいけれど、また行けなくなった時、
今以上にお子さんが傷つき、自身を失うのではないかという心配もありますね。
どういう風に学校に送り出してあげればいいのでしょうか。
今日は親としての心構えについて考えてみたいと思います。

《ご質問》
 子どもが学校に行くと言っていますが、もし、また行けなかったら親の私も落ち込みそうですし、子ども自身もさらに挫折感を味わうのではないかと心配でたまりません。
お返事
 学校に行くことは「実験」だと思ってください。お子さんにも「実験」と伝えてあげてください。

   午前中だけ行くという実験。
    放課後に行ってみるという実験。 
   保健室に行ってみるという実験。
   部活にだけ参加してみるという実験・・

 実験なので失敗はありません。
 実験の結果からいろいろなデータがもたらされ、次の実験に生かすことができます。 
 そうやって逃げ道を作っておくのです。 

 いきなり朝の会から終わりの会までを教室で過ごすのは、かなりハードな実験です。
 どんな実験から始めるかをお子さんと相談されてはいかがでしょうか。
 それを学校の先生に伝えて対応していただけるようにお願いしてみてください。
 最初は親が間に入りますが、やがてお子さんが自分でどうするか決め、
 自分で先生に言えるようなっていくのが目標です。
 自分のペースを自分で決められることが「自立」ですね。
 少しずつ学校にいる時間を延ばしていく、
 少しずつハードルを上げていく、というのはどうでしょう。





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2017年3月27日月曜日

クソばああ

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
思春期は反抗期とも言いますね。それは正常な成長の過程。
今日はお子さんからの暴言にどう対応すればいいかと考えたいと思います。

《ご質問》
子どもに「クソババア」と言われ、とてもショックを受けました。これからどう接したらよいでしょうか。

《お返事》

クソババア・・・言っても大丈夫だと思う子しか言わないのです。

そんなことを言ったらお母さんを傷づけてしまう・・・
お母さんに嫌われてしまう・・・と心配な子は言いません。言えません。
なので怒りや悲しみを自分の中にため込みます。

「うるさい、クソババア」というのは、信用して見守っていてほしいという意味です。

いつ言われたのだろう? 
その前に「あれしなさい、これしなさい、早くしなさい!」
と言わなかっただろうか?
それを落ち着いて考えてみてくださいね。

自立心が育ってきた証拠。
手出し口出しをやめる時期ですね。

だって言わないとしないんです・・って思いますね。
ではこれからも負けずに言い続けましょうか?

黙って見守るのは親にとってはとてもつらい修行になります。
失敗するのがわかっていても見守るのは本当に忍耐です。

そして子どもが困ったらそっと助けてあげる・・
今回のお子さんの言葉はそういう親に路線変更するきっかけだったかもしれません。



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登校刺激

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行くように言うことを「登校刺激」といいます。
今日はこれについて考えてみたいと思います。


《ご質問》
学校に行くように言うことはよくないのでしょうか。

お返事

「ゆっくり待つのが大事で登校刺激は避けるべきだ」という意見もありますが、
「ただ待っているだけではいけない、登校刺激も必要だ」という意見もあります。
 どちらが正しくてどちらが間違っているというわけではありません。 
お子さんの状態も性格も違うので、百人百様。 
同じ対応をしてもうまくいく場合も、いかない場合もあります。 
でも、その子の回復の段階に応じた働きかけが大切なのは間違いありません。
心身ともに疲れて動けなくなっている子どもにかける言葉と、
だんだんエネルギーをためて元気になってきた子どもにかける言葉は違いますね。

 今はまだ学校の話はやめよう、と思うのか、 
 そろそろ学校の話題を出しても大丈夫、と思うのか、 
 お子さんの心の状態をしっかり見極めることがとても大切です。 
 
そのためにも、親が一人で抱え込むのではなく、カウンセラーや先生と一緒に支え、
複数の目でお子さんを見守っていくことも大切ですね。  

「親としては登校してほしいと思っているが、決めるのはあなた自身だよ」
「もしあなたが自分で決めたことならお父さんお母さんはそれを応援するよ」

こういう姿勢で話していただきたいなと思います。

親自身の焦りが強く、冷静に話す自信がない、という時は、まだ時期尚早で、
最後は喧嘩になったり、親の意見を押し付けたり、説教になったりします。
そうなってしまってはまたお子さんのエネルギーを奪ってしまうことになりますので、
ここはしっかり考えていただきたいなと思います。



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2017年3月25日土曜日

マズローの5段階

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
不登校支援の基本は「安心できる家庭」の一言に尽きます。
ところがこれに対して抵抗を感じるご家族がとても多いのです。
今日はお子さんが「安心できる」ことの意味について考えたいと思います。


《ご質問》
家が居心地よければ、ますます学校に行きたくなくなるのではないでしょうか。

《お返事》

マズローという心理学者が考えた「欲求の5段階」があります。

人間の欲求は、ピラミッドのようになっていて、
下の欲求が満たされると、だんだん上に上がっていくというもの。

一番下は「生理的欲求」です。
生きるために必要な「食べる」「寝る」というもの。


それが満たされると次は「安全」です。
命の危険がなく、心が傷つけられることがなければ、
どこかに「所属」したい、仲間とつながりたいとい思い、
やがて「認められたい」と思うようになります。

そしてこれらの欲求が満たされて初めて自分の能力や可能性を
発揮したいという「自己実現の欲求」が出てくるというのです。

不登校の子どもはどの段階にいるのかなと考えると、
安全がほしいと思っているのではないでしょうか。

学校に行かないことも、部屋にこもることも、自分の心を守るため。

それなのに、すぐ近くにいる親から、学校へ行けと責められたのでは
家にいても心の安全・安心が満たされません。

それで次の欲求にはとても進めないのです。

まずは家がホッとできる空間でありますように。
そうすれば、必ず次の欲求が出てくるでしょう。



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2017年3月23日木曜日

不登校の段階

先日、朝日デジタルに不登校を理解するのに
とてもわかりやすく図解されていましたので、紹介したいと思います。



不登校になったお子さんが元気を取り戻していくのは、
この図のように一段ずつ上がっていくのです。
いきなり2段飛ばしで上がることはないと思います。

我が子が今どの段階かを考えみると、
たとえば、甘えてきたり、当たり散らしたり、
赤ちゃん返りをしても、ひどくなったのではなく、

元気になる過程だと受け止められるかなと思います。

2017年3月22日水曜日

愛情不足

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
不登校の原因は親の愛情不足なのでしょうか。
今日はそういう意見に対してどう考えればいいのかお答えしたいと思います。


《ご質問》
不登校の原因は親の愛情不足だ、などと言われることがありますが、そうなのでしょうか。

《お返事》
私たちが出会った親御さんで、愛情不足だと思う方はいらっしゃいません。
本当に愛情のない親御さんであれば、親の会になどいらっしゃいませんし、
こんな風にインターネットで不登校のサイトを検索したりはされません。

みなさん、お子さんのことを一生懸命考えていらっしゃいます。
にもかかわらず、お子さんが元気にならないのはどうしてなのでしょう。

もしかしたらその愛情がお子さんに伝わっていないのではないでしょうか。

お子さんのことが心配で、将来が不安で、イライラして、
学校に行けと迫ったり、ゲームを取り上げようとしたり、
親子関係がギクシャクして、敵対してはいないでしょうか。

親は何より誰より、子どもの味方でなければなりません。
どんな時でも、お父さんとお母さんはあなたを応援しているよ、
というメッセージが伝わっていればよいのですがどうでしょう。

親が子どもをどれだけ愛しているかではなく、
お子さんが愛されていると感じていたかが大事なのだと思います。
愛情不足ではなく、愛情の伝え方が下手だっだということはあるかもしれませんね。

愛情がいっぱいあるのですから、今からでもそれを伝えればいいだけです。
手遅れなんてことは絶対ありません。






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2017年3月21日火曜日

急に怒り出すとき

《ご質問》
親が何気なく言った言葉で急に怒り出します。
何が気に入らないのでしょうか。


《お返事》
何気なく言った言葉で、子どもが急に怒り出すことがありますね。
言葉の裏の意味まで勝手に読んで勝手に怒っているのです。

指に小さな傷があると、お風呂のお湯でもしみて痛いように
健康であればなんでもない言葉が心の傷にしみるのですね。

「学校」や「高校」の話題は基本的に禁句でしょう。
親がそこまで思っていなくても、学校に行ってほしいという思いが
子どもに伝わるとプレッシャーになってしまいます。

また、同級生の話・・たとえば、
「◯◯くんがサッカー部のキャプテンになったらしいよ」
といった世間話も典型的なNGワードです。

順調な人生を歩いている友だちの話は「それに比べてあんたは・・」
という本当は聞こえない言葉が聞こえてしまうのです。
被害妄想という言葉で片づけるのは簡単ですが、
ご近所の方が学校の話をするのを聞くのが辛いと
おっしゃるお母様も大勢いらっしゃいます。
同じですね。

友だちから置いていかれる焦りと不安、家族への罪悪感、
できない自分への苛立ちと将来への絶望。
そんな傷をいっぱい持っています。
子どもの心の痛みを理解しようと話題を選んでいただければと思います。

2017年3月20日月曜日

母の力

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが不登校になると親がカウンセリングに行くようすすめられることがあります。
なんで?と思われる方も少なくないようです。
今日は親がカウンセリングを受ける意味について考えてみたいとも思います。


《ご質問》
子どもがカウンセリングに行かないので、母親の私が行っていますが、本人が行く方がよいのではないでしょうか。
《お返事》
子どもが病気になった時、病院に連れて行き、お医者さんの診断を受け、
薬をもらうことはもちろんとても大切なことです。
でも病気の子どもにとって、お医者さんより看護師さんより、
お母さんのケアほど大切なものはありません。

けがをして大泣きしている子どもが、
お母さんに「痛いの痛いのとんでいけ~」って手でさすってもらうと、
落ち着いて泣き止むのはよくあるシーンです。
「手当て」というのは、患部に手を当てることだと言いますよね。

不登校の子どもにとっても、カウンセラーより先生より
やはりお母さんのケアがとっても大きいのです。

ただ、母親の欠点は、母親であるが故、どうしても心配しすぎることです。
心配しすぎて不安になり、迷い、うろたえて間違った対応をしてしまうことがあります。
だから、時々それをチェックし、軌道修正するために、
カウンセリングなどで「冷静な」第三者の意見を聞くことは大事なことです。

母の力は本当に偉大です。
だからこそそれがうまく発揮できるようにカウンセラーと相談してくださいね。




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NGワード

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんとおはなしするとき、ちょっと気をつけたい言い方について
今日は5つほどお伝えしたいと思います。


《ご質問》
イライラするとついきつい言い方をしてしまいます。
気をつけた方がいい言葉ってありますか?



《お返事》
NGワードをいくつか取り上げたいと思います。

①やつあたり、言いがかり

あんたには本当にがっかりしたわ。

あんたには裏切られたわ。

こんな子に育てた覚えはないわ。

どれだけ親を困らせたら気が済むの。


今、学校に行けずに一番困っているのはお子さんです。
お子さんは親のために学校に行くのではありませんね。
ましてや親を困らせるために休んでいるわけでもありません。

今は親のイライラや不安をお子さんにぶつけるのはちょっと我慢して、
それは親の会で愚痴るとか、友だちとランチに行くとか、
自分で解消する方法を見つけていただきたいと思います。

②脅し

学校に行かないと将来ろくな人間になれない

これは一種の脅しですね。そしてウソです。

私は不登校の子どもたちとたくさん出会ってきましたが、繊細で優しく気配りのできる子たちです。
そして元気を取り戻すと、自分の目標を見つけたしかな足取りで自分の人生を歩いています。
そういう子どもたちを大勢知っているのでこの言葉が嘘だと心の底から思えるのです。
だからむしろこう言いたいのです。

「しばらく学校を休んだってどうにかなるから。」と・・

親がこのセリフを本心から言うのはと難しいと思います。
せめて脅すのはやめてほしいなと思います。

③励まし

子どもが落ち込んでいる時、励まそうと思って言う

そんなこと気にしなければいいでしょ!」というセリフ。

気にしないでいられるのなら落ち込みません。
ことはそんな簡単ではないのです。
子どもはそんな言葉がほしいわけではないのです。

「お母さんに何かできることある?」と聞いてあげてはどうでしょうか。
聞いてあげると、子どもが言い出しにくかったことを
言うきっかけを与えてあげることになります。

大丈夫。と言えば、それ以上聞かず、
もし何かあれば言ってね、と伝えておきます。
親はいつもあなたの応援団だよと伝えてあげてくださいね。

④三大禁句

ダメ! 早く! がんばって!の3つの言葉です。

ところが親はこれをよく言います。
むしろ「親がよく言う言葉」ではないでしょうか。

不登校の子どもに限らずこれは禁句と言われます。
心が折れてしまった子どもには残酷な言葉です。

がんばれという言葉には、弱音を吐くな、という意味合いもありますね。
たまには弱音を吐いてもいいですよね。

「焦らずゆっくり自分のペースで」

親は子どものあるくスピードを管理するコーチではなく、
子どものちょっと後からついていく感じがいいのでしょうね。

三大禁句、言わないとなると親は結構つらいですよね。


⑤比較する

「○○ちゃんはよくがんばっているよ」

○○には、幼なじみのお友達の名前が入るかもしれませんし、
兄弟姉妹や親せきの子の名前かもしれません。
あるいは、テレビの中のスポーツ選手かもしれません。

親は他の人と比べることで、子どもの競争心をあおり、
それによって奮起してほしいと思うこともあります。
でもたいがいそれは逆効果に終わります。
もし自分が言われたらと考えてみるとよくわかります。

○○さんの奥さんはよくできた人だ。
○○さんの奥さんの手料理はプロ並みだ。
○○さんの奥さんはいつ見てもきれいにしている。
○○さんの奥さんは若々しい。
○○さんの奥さんはスタイルがいい。

もうわかった。じゃあ○○さんの奥さんと結婚すれば?って言いたくなります。
比べられてうれしい人はいません。

スポーツの世界などでは、よいライバルを持つことがプラスに働くこともありますが、
それは親に言われたからではなく、本人が見つけるものですね。

親はわが子の成長を認めて喜んであげることが
子どもにとっての何よりの励ましなんですね!





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2017年3月19日日曜日

家の問題があるから?

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
どうしても不登校の原因探しをしてしまいますね。
ずっとずっと考えてしまいます。
原因を探すことより大事なことがあるのではないかと思います。
今日はそのことをお答えしようと思います。

《ご質問》
子どもが不登校になったのは、家庭に問題があるからでしょうか。


《お返事》
子どもが不登校になると、育て方が悪かったのかなと自分を責める親御さんが多いですね。
同じように、「夫婦仲が悪いからかな」「離婚したからかな」
「仕事が忙しくてほったらかしてしまったからかな」などと
家庭の事情や環境に原因があると考える方もいらっしゃいます。

でも、親が離婚した子ども全員が不登校ではありませんし、
毎日のように夫婦喧嘩を見聞きしていても元気に学校に来ている子もいます。

不登校だけではなく、子どもの様々な問題行動や性格が
環境だけで決まってしまうということはありません。
原因を特定することは難しいですし、あまり意味がありません。

過去のことばかりいくら考えても、今更どうすることもできず、時間が経つばかりで、
一番大切なことから目をそらすことになってしまいます。

一番大切なこととは、
今の子どもの現状を変えていくために、親として何ができるかを
考えることではないでしょうか。

それを一緒に考えていきたいと思っています。


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2017年3月16日木曜日

弱みを見せる

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんは自信を失って自己評価がとても低くなっています。
そんなお子さんになんと言ってあげたらいいのでしょうか。
今日はそれについて考えてみたいとも思います。


《ご質問》
子どもを勇気づけるためにどんな話をすればよいでしょう。



《お返事》

悩んでいる子どもを励まそうとして
自分や誰かががんばった話をするのは逆効果になることが多いですね。

「みんなつらいけれど頑張ってるんだよ」みたいに言うのは
子どもには「お前は頑張っていない」と聞こえてしまいます。

それよりはむしろ、お父さんもお母さんも今までに失敗をいっぱいしてきた話、
それをどうやって乗り越えてきたのか、誰が助けてくれたのか、
そういうことを話してあげるのがよいと思います。

子どもには自分の弱みや欠点や失敗を見せない、言わない、
という方もいらっしゃいますが、
そうすると子どもも同じように、弱みや欠点や失敗を隠すようになります。
だから先に親の方から話すことが大事だと思います。

心理学用語では、自己開示といいます。

といっても、いきなり改まって話すのも不自然ですね。
一緒にテレビを見ている時などに、
「お母さんもこういう経験、あるんだよ」
「お父さんも昔同じような失敗をしてつらかったんだ」
という風に話すのはいかがでしょう。

きっとチャンスがあると思います。




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2017年3月15日水曜日

さなぎ

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
不登校の状態が続くと、親は不安になりますね。
「待つ」「見守る」ことは本当に難しいです。
お子さんの中で何が起こっているのかを考えてみたいと思います。

《ご質問》
学校に行けなくなってからずいぶん日が経ちましたが、動き出す気配がなく、このまま見守っていていいのか、といって無理やり学校に連れていくことがよいこととも思えず、どうしたらいいかわかりません。




《お返事》

チョウは、幼虫から成虫になるとき、今までと違った体になるため、
サナギの中で「自らの肉体を一度とかして作り直す」のだそうです。
なので、サナギの中はどろどろの状態になっているとか。
  →ほぼ日刊イトイ新聞自らの肉体を一度とかして作り直す?!」

小学生の男の子が、羽化しかけているチョウを早く出してあげようと
ピンセットで手助けしたら、そのチョウは飛ぶことができなかったと。
外から見て苦しんでいるようで、助けてあげたいという優しさが、
準備が整っていないチョウにとってはあだになってしまったのでしょう。

思春期はよくサナギに例えられます。
それまで親と一緒に作ってきた自分を見直して
親とは違う人格の「自分」を作り上げる時期。第2の誕生です。

親や周りの大人が敷いてくれたレールからいったん外れ、
ときには親の期待に反してでも自分自身と向き合う作業。
答えはすぐに見つけられなくて、苦しくても
自分の力で、内側から殻を破って出てくるというプロセスが必要なのです。

もどかしくて、ついつい助けてあげたい、と思ってしまうけれど、
それはチョウを無理やりサナギから引っ張り出すのと同じ。

だからもう少し見守ってあげてはいかがでしょうか。
がんばれ~~って心の中で祈りながら、「その時」が来るのを待つ。
子どもにはその力が生まれつき備わっています。
おなかに赤ちゃんがいた時、「その時」を楽しみに待ちましたよね。
あの時の気持ち、思い出してみてください。

よく見ていると「動き」が見えるかもしれません。




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2017年3月13日月曜日

友達って必要?

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
学校に行けないで一人家にいる我が子を見ているのは本当につらいですね。
親はどうしてあげることができるでしょうか。
今日は友だちについて考えてみたい


《ご質問》
学校に行かないと友だちと遊ぶ機会もなくなりました。せめて放課後にでも遊んでほしいのですが、本人はいやがっています。どうしたものでしょうか。



《お返事》

友だちがいっぱいいて、楽しくコミュニケーションをとっている子。
我が子もそうあってほしいという親の願いがあります。

でも、もしかしたら、お子さんはそれが苦手なのかもしれません。
友だちというのは、たしかにいいものでもありますが、
実際は、傷つけられたり、気を遣ったり、相手に合わせたりと、
結構大変なものではありませんか?

おはよう!って声をかけたとき、相手の反応がいつもと違うように感じたとき、
「わたし、何か気に障ることでも言ったりしたりしたのかな?」と心配になります。
本当はちょっと眠かっただけかもしれません。
わたしの声が聞こえなかったのかもしれません。
でも、繊細で優しく感受性の強い子はどうしても自分を責めてしまいます。
そして疲れてしまうのです。

どうして私は他の子のように友だちと楽しく過ごせないのだろう。
私が魅力のない人間だからではないか。
そんなわたしと一緒に遊んでも楽しくないんじゃないかな。

そう思っている子どもにどんな声をかけてあげればよいでしょう。

「あなたはあなたのままでいいんだよ。」と言ってくれる人が必要です。


メール交換をした「友だち」が何百人いることより
一生でたった一人でも親友と思える人に出会えることの方が
ずっとすばらしいことではないかと思うんです。
そんな出会いはいつなのか、それは誰にもわかりません。

今は親がそっとそばにいてあげる時期ではないかと思います。
エネルギーがたまれば必ず家から出て行く日が来ます。



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2017年3月11日土曜日

家で元気です

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが家で元気にしているとつい期待してしまいますね。
その状態をどう理解し、この時期どう接すればいいのかを考えたいと思います。


《ご質問》
最近は子どもの様子も落ち着いてきて、穏やかに話をしたり、一緒に出かけたりもできるようになりました。でも学校に行く気配はありません。この状態でよいのでしょうか。


《お返事》

布団にもぐっていたり、死にたいと言ったり、
かなり混乱していた初期の頃とは様子が変わってきて、
家の中でリラックスしていると、親はまた不安になりますね。

このままずっとこの状態が続くのではないか・・・と。

この時期をチャンスと考えてください。
お子さんといろいろな話をして、お子さんが考えていること、
お子さんの好きなこと、嫌いなこと、得意なこと、
今まで以上にお子さんとの距離を縮めるチャンスです。
お子さんと仲良くなってください。
そうすればお子さんはまずます元気になり、動き始めます。

よくないのは親の焦りからお子さんを責めることです。

「いつまでこんなことやってるつもり?」と・・・。

安定してきたからと追い詰めてしまうと逆戻りしたり長引くケースもあります。

親がこの時期、どれだけ不安や焦りを押さえられるか、です。
イライラしたり、ざわざわしたり、自分がおかしくなりそうだ、となれば、
その気持ちを吐き出せる場を作ってください。
親の会でもいいですし、カウンセリングでもいいです。
その気持ちは生ゴミみたいなものです。
たまると腐ってきます。
腐る前に家の外のどこかに捨ててくださいね。




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2017年3月9日木曜日

朝起こす理由

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
毎朝、お子さんを起こした方がいいのか、どうせ起きないのなら寝させておくべきか。
今日はそれについて考えてみたいと思います。

《ご質問》
学校に行かなくても毎朝、起こす方がよいのでしょうか。


《お返事》
学校に行く、行かないに限らず、
朝、決まった時間に声をかけて起こすのは「OK」です。
起きるか起きないかは子どもが決めます。
でも親としての責任を果たす意味でも声はかけたいですね。

その理由は?

朝は起きるものです!
規則正しい生活をさせたい。
学校に行かなくても寝てるのはよくない。

そんな理由ではなく。

一緒に朝ご飯を食べない?
テーブルにあなたがいてほしいな。
じゃあ、仕事行ってくるね。

そんな気持ちから起こしてあげられたら素敵ですね。




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意味のない会話

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんとどんな話をされていますか?
していい話としない方がいい話があります。
今日はそれについて考えてみたいと思います。


《ご質問》
子どもとどんな話をしたらいいのかわかりません。
《お返事》

子どもが一番安心するのは、親と自然な会話ができる状態でしょう。
一緒にテレビを見たり、お料理を作ったり、ゲームをしたり、
意味のない会話を積み重ねてもらうのが大切かと思います。

意味のない会話というのは、
スポーツの話題やお天気や芸能人の噂などです。

逆に意味がある会話というのは
「これからどうするつもり?」とか「高校は行く気あるの?」とか
子どもがしんどくなってしまう会話です。
顔を見るたび面接されているような感じでは部屋にひきこもりたくもなります。

意味のない会話ができる親子関係ができれば
きっと次の一歩が見えてくることと思います。




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2017年3月8日水曜日

待つことの大切さ

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
お子さんが話しかけてきたとき、親は聞くだけでいいんです。
これが意外と難しい・・・
今日は親が子どものカウンセラーになるつもりで読んでくださいね。


《ご質問》
子どもの話を聞いているとつい説教してしまい、最後はケンカになってしまいます。どうしたらうまく聞いてあげられるでしょうか。

《お返事》

母親ノート法では、『会話は子ども主導にする
というのが基本原理になっています。

でもほとんどの親子は、親主導になりがちです。
子どもより親の方がおしゃべりなのです。

そこで、コツを一つ。
待つこと」です。
沈黙を恐れず、「間」を保つことです。

親はどうしてもすぐに答えを言いたくなります。
アドバイスをしたくなります。
でも、実はそんな答えやアドバイスは子どもはもう知っています。
もっと言うと、こう言えばお母さんはこう答えるだろうと予想しています。
だから返事なんてしなくていいのです。
黙って「そうかそうか」って聞いてあげてください。

でも待てないんですよね・・
親ってどうして待てないのでしょうね。
ゆったりと海のようにおおらかになりたいですね。

「お母さん、どう思う?」って聞かれたら
「そうだね・・難しいね」でいいんです。
頼りないなあって思われていいんです。

そうしたらお子さんが自分で考えます。
結果的に親は楽になりますね!





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2017年3月5日日曜日

大学生の不登校

毎日新聞の人生相談に
「一流大学に入った息子が学校に行かない」と
50代のお父さんからの相談が載っていました。

回答を読んでみると、結局のところ
子どもには子どもの人生がある、
親は見守ることしかできない、ということでした。

皆さんはどうお答えになりますか。
他人の子どもの場合と自分の子どもでは答えが違うかもですね。