2017年8月19日土曜日

死にたいと言うとき

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもが「死にたい」と言うのを聞いたとき、冷静でいられる親などいません。
どのような声をかければよいのでしょう。

≪ご相談≫
子どもが「生きていてもいいことなんかない。死にたい」と言います。
何といえばよいかわからず涙が出ます。


≪お返事≫
そんな言葉を聞くと、親はパニックになりますね。

でも不登校で自殺をするケースはめったにありません。
まずは慌てないでゆっくり考えましょう。

死にたいというのは、どんな気持ちなのでしょうか。
それは、自分がこうありたいという理想の生き方ができていないこと、
自分のプライドが傷ついて、とってもつらいという気持ちです。
つらいんです・・とっても。

死にたいのではなく、つらいんです。

ですから、親としては「死んでほしくない」と伝えてあげてください。

生きていて何かいいことがあるの?と聞かれても
そういう議論には巻き込まれず、ただ「生きていて」と伝えてください。

死ねるものなら死んでみろ、
いつも死ぬ死ぬと言って死んでいないだろう、
などという言葉は、励ますつもりであってもやめてくださいね。
そういう言葉にカッとなってしまう可能性があります・・。

たしかに「死にたい」と何度も言われると
親としても、もういい加減にしてくれという気持ちにもなりますね。
最初は優しく接したとしても、度重なると、またかとなりますね。

でも・・

子どものつらい気持ちを理解してあげてください。
理解はできなくてもわかろうとしてあげてください。
抱きしめてあげられるならそうしてあげてください。
頭をなでたり、手をつないであげるなど
スキンシップも子どもは安心すると思います。

言葉で説得しようとするよりは
ただ黙ってそばに座ってあげるだけでいいと思います。

もう一つ、付け加えるなら、お母さんが生きていて楽しいと思うことです。
好きなこと、好きな場所、好きな食べ物、好きな映画・・
自分が元気になれる。笑えるものをいっぱい見つけてください。
それをお子さんと共有できればいいですね!



不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年8月18日金曜日

受け入れられない理由

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもの不登校を受け入れられないのはなぜでしょう。
今日は親の心理について考えてみたいと思います。

≪ご相談≫
我が子が不登校だなんてどうしても許せません。
どうすれば子どもを受け入れることができるでしょうか。


≪お返事≫
きっとそれは・・・親には親のしんどさがあるからです。

経済的にしんどい状況があると、
子どもには裕福な生活をしてほしいと願い、
そのためには・・と必死になることがあります。

自分の学歴にコンプレックスがあると
子どもは有名大学に行かせたいと思ったり
親戚やご近所やママ友に教育ママがいると
それに巻き込まれてしまうこともあります。

子どもに何か問題が起こると、祖父母や親戚など
周りから親が責められて、それが辛い場合もあります。

仕事や自分のことでいっぱいいっぱいで
ゆっくりと子ども(の心)と向き合えないこともあります。

また、家庭の中に他にも問題があって親の気持ちがしんどい時もあります。

他にも仕事場でのストレスがあったり、自分の体調が悪かったりと
親にもいろいろな一生懸命な思いや事情があります。
みんなそれを抱えて生きているのです。

そんなしんどい気持ちを吐き出せていますか?
正直に話しても大丈夫な人はいますか?
一人で抱えてはいませんか?

誰にもつらいなんて言わず、一生懸命頑張ってきた。
それなのに不登校だなんて・・

親も辛いんですよね。
その気持ちをまずは認めてあげましょう。
私も頑張ってるのに・・って泣いていいんです。
そんな場所、そんな人とどうか繋がってください。
それがお子さんの元気とも繋がっています。




不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年8月17日木曜日

誰のおかげで

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもに言いたくない言葉のひとつが、「誰のおかげで」です。
今日はこの言葉について考えてみたいと思います。

≪ご相談≫
子どもは一人で大きくなったような態度で親に対して偉そうにものを言います。誰のおかげで大きくなれたと思っているのか、腹立たしい気持ちになります。


≪お返事≫

専業主婦の妻が夫に言われて腹の立つ言葉のトップに入るのは

「誰のおかげで飯が食えてるんだ?」ってのですね。

これも子どもに言いたくない言葉ですね。
子どもにはつい言いたくなりますよね。

だれのおかげで大きくなったと思ってんの?とか

だれに買ってもらったと思ってんの?とか

だれがお金出してると思ってんの?とか

経済力がない子どもには全く言い返せません。
反発力の強い子なら「くっそ~早く独立したい!」と
闘志を燃やしてくれるのかもしれませんが、
言われてうれしい子どもは一人もいないでしょう。

子どもの態度に腹が立った時、ちょっとだけ冷静になりましょう。
この子は何にそんなにイライラするのだろう?と考える余裕を持ちましょう。

もし伝えるとすれば、アイメッセージで。
「そんな言い方されたらお母さん、本当に悲しくなる」と。

どんなに憎たらしい口答えをしてきたとしても
この言葉は使いたくないなと思います。




不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年8月16日水曜日

話さない理由

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
思春期になると子どもは話さなくなるのが普通の成長です。
今日はそんな子どもの気持ちを考えてみましょう。

【ご相談】
最近親に何も話してくれなくなりましたが、どうしてでしょう。

【お返事】

先日、中学時代に不登校を経験した大学生に話を聞く機会がありました。
二人とも学校に行けなくなった時、親に詳しくは話さなかったそうです。
一人は、両親共に厳しくて怖かったと言います。
もう一人は、母子家庭で、遅くまで働いている母に心配をかけたくなかったそうです。

子どもが親に気持ちを話さないのは、いくつかのパターンがあるようです。

親の仕事が忙しかったり、体が弱かったりで、親の重荷になりたくないと思う場合。
かっこ悪い自分を見せたくないという思春期の子どもの心理も関係あります。

根掘り葉掘り聞かれるのがいや、騒いでほしくないとき・・
心配のあまり、携帯や日記を盗み見するなど監視されるとか
親がヒステリックな対応(友だちや学校に文句を言いに行くなど)をするとか
   
「そんな弱虫では将来生きていけない」「言い返してやりなさい」など
親の価値観を押し付けてきたり説教されたりすると思うとき

どうせ聞き流される、ちゃんと聞いてもらえないと思うとき
例「気にしなければいいでしょ」「そんなことより勉強しなさい」

他にもあるかもしれません。

思春期になると親とあまり話をしなくなるのは正常な成長です。
自分で考えて自分で決断しようとしているからです。
大人に近づいている証拠。

親の方が「子どもの考えていることがわからない」と不安になってしまいますね。
でも、本当に必要なことはきちんと相談してくれるものです。
子どもが話したいと思った時、きちんと受け止めてあげられる親でいたいですね。

「うんうん、それでいいと思うよ、やってみてごらん、応援しているよ。」って。




不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。


2017年8月15日火曜日

携帯を持たすべきか

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
子どもに携帯(スマホ)を持たせるかどうか・・悩みますね。
先日の定例会でもその話題で盛り上がりました。


まだ心配だから持たさない。
持たせるけれど制限をかけている。
LINEは親も見えるタブレットでしかさせない。という反対派。

それに対して、子どもを信じて持たせている。
スマホを持たせて不登校だけど友だちとつながれた。
出かけるときの電車や行き方を自分で調べるようになった。
最初はLINEに全部返事していたが、今は少しずつ削っていっている。
という良い面もお話しされたお母さん。

正解はありません。
お子さんにもよります。
それぞれのご家庭でよく考えてくださいね。

ちなみに、私は「失敗して学ぶ」ことも大切だと思っています。
同じ考え方の先生の記事を見つけたので貼っておきますね。





不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年8月14日月曜日

8月定例会の話題

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
12日土曜日、8月の定例会で話題になったことをお伝えします。


最初に、事務局より「母親ノート法」について10分ほどお話ししました。
子どもへの「過干渉」をやめるのは至難の業。
なぜなら、親は「子どものため」「よかれと思って」やっているからです。

「過保護のカホコ」というドラマの話題にもなりました。
黒木瞳さん演じる母親は、愛情深く家事一般に全力を注ぐ良い母です。
でも、子どもの気持ちより自分の気持ちを優先させるところがあります。
よかれと思ってやっているので、娘の自立が受け入れられません。
子どもは親とは違う人生を生きるということが認められません。
今後の展開が楽しみです。

そのほか、話題になったことは…
 ・車から降りられない子どもを見て初めて子どものしんどさを知った。

 ・ずっと人形を抱えている娘の様子を見て、やり方を変えようと思った。

 ・声変わりやニキビなどの思春期の変化を子ども自身が受け入れられない。

 ・本人がいっぱいいっぱいだったことに全く気付いてやれなかった。

 ・「なんで休んでたん?」という友達の一言でまた行けなくなった。

 ・塾の先生と波長が合ったので受験勉強を見てもらえた。

 ・高校受験の面接では、自分から不登校だったことを言う作戦で。

 ・自分は夢中でわからないが、父親と子どものバトルを見て冷静になれた。

 ・高校で留年すると言われてからエンジンがかかった。

 ・1週間行って1週間休むなど、自分のペースをつかもうとしている。

 ・マザーリーフで乗り越えた先輩のお母さんたちに励まされる。

 ・部活のしんどさが不登校のきっかけになることもある。

 ・夏休みの宿題など、子どもの状態を見て先生と相談してはどうか。

 ・不登校の本などを読んでも不安になることがあるので定例会で確認している。

 ・母親に抱かれなかった子は男に抱かれる(愛着障害)

 ・子どもが加害者側に回らないか、男子の母親は心配になる。

次回定例会は9月第2土曜、9日、南部公民館です。
ぜひおしゃべりしに来てください。



不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。

2017年8月13日日曜日

そもそも不登校

こんにちは、マザーリーフ事務局です。
そもそも「不登校」というのは、どういう状態のことをいうのでしょうか?

《ご質問》
うちの子は、よく休みますが、行ける日もあります。行ったり行かなかったりでも不登校というのですか。



文科省の定義は次のようになっています。

「不登校」とは,何らかの心理的,情緒的,身体的,あるいは社会的要因・背景により,
児童生徒が登校しないあるいはしたくともできない状況にあることをいう。

ただし、「病気」や「経済的な理由」によるものは除きます。

年間30日以上、というのが基準ですが、
連続して休んでいる子もいますし、
五月雨登校などと言われるように、行ったと思ったら休み、また行き・・
という状態で、合計すると30日以上という子もいます。

学校に1時間だけ行っても、別室で過ごしていても、
あるいは適応指導教室に行っても、出席とカウントされます。

1年間に休んだのが29日だから不登校ではない、ということではなく、
学校に行きにくい子どもと向き合うことが
親や先生がしなければならないことだと思います。

お子さんが休むのはやっぱりなにかしんどさを抱えているのだと思います。
それをゆっくり癒すことが大切だと思います。




不登校に関するご質問があれば右のフォームからお気軽にどうぞ。
すぐにはお返事ができないかもしれませんが、
コーヒーでも飲みながらゆっくりお待ちくださいませ。